ヘッダーブロックでの編集です。タイトルが目立つようにロゴを作ってみます。
ロゴとは
文字に効果をかけて画像にしたもの。「飾り文字」とも呼ぶ。ホームページ・ビルダー本体およびウェブアート デザイナーで作成できる。
➊ページtop.htmlを開きます。
➋[ヘッダー]と入力した文字の後ろをクリックします。
➌ナビメニューの[ロゴ(飾り文字)の挿入]をクリックします。
➍[ロゴ(飾り文字)]をクリックします。
➎[文字]ボックスに、タイトルにする文字を入力します。
➏デザインを選択します。
➐ [文字の詳細設定]ボタンをクリックします。
手早くロゴを作成したいときは
ステップ➎と➏を行い、ステップ➐で、[完了]ボタンをクリックすれば、サンプルをそのまま使うことになりますが、ロゴ作成は完了します。
➑サイズボックスに「30」と入力します。
➒[次へ]ボタンをクリックします。
➓[種類]の[テクスチャ]ボタンをクリックします。
⓫一覧をスクロールして使用したいテクスチャを選択します。
⓬[次へ]ボタンをクリックします。
テクスチャを選択するとは
テクスチャを選択すると、布生地や石をイメージした模様のロゴを作成できます。単色にしたい場合は、[単色]ボタンを、グラデーションにする場合は、[グラデーション]ボタンを選択します。
⓭ロゴの縁取りを選択します。
⓮[次へ]ボタンをクリックします。
⓯効果の種類を選択します。
⓰[影の色]ボタンをクリックします。
⓱影の色を選択します。
⓲[OK]ボタンをクリックします。
⓳影の位置を指定します。
⓴[完了]ボタンをクリックします。
㉑[完了]ボタンをクリックします。
㉒「ヘッダー」の文字列をドラッグする。
㉓[Delete]キーを押して削除する。
作成したロゴはあとから編集することができます。
➊編集するロゴをクリックして選択します。
➋かんたんナビバーの[ロゴの編集]をクリックします。
➌[ロゴの作成]ダイアログが表示されます。
画像を追加したページを[上書き保存]すると、[素材ファイルをコピーして保存]ダイアログが表示されます。
➊かんたんナビバーの[上書き保存]ボタンを押します。
➋ファイル名を確認します。
ファイル名や保存場所の変更
ファイル名の変更や保存場所の変更は、[上書き時にファイル名を変更する]のチェックを外して行います。これにより、同じ名前のファイルがある場合は自動的に別名に変更して保存されるのではなく、指定した名前で保存できる。ただし同名のファイルがある場合は、上書きするかどうかの確認ダイアログが表示される。
➌[上書き時に自動的にファイル名を変更する]のチェックを外す
➍保存場所を確認し、必要に応じて保存場所の変更を行う。
➎保存場所に同名の素材ファイルがある場合、それを置き換えるか別名で保存するかを判断し指定する。
❻[保存]ボタンをクリックする。
❼再編集用フォルダ ダイアログが出るので[閉じる]で応える。
❽エクスプローラーを起動し、保存先となっているフォルダーを選択し中身を表示する。
再編集用フォルダー(_HPB_Recycledフォルダ)
「再編集用フォルダー(_HPB_Recycledフォルダ)」とは、ロゴ、ボタン、吹き出し、フォトフレームなどの再編集に必要な元データ(MIF ファイルなど)が保存されるフォルダーで、画像ファイルの保存先に自動的に保存される。この元データがないと再編集ができないので注意すること。
ロゴ、ボタン、吹き出し、フォトフレームなどの再編集を行う必要がなくなったら、この「_HPB_Recycled フォルダ」は削除しても、問題はない。
このフォルダー内のファイルは、Web 上でページを表示するときには必要ない。ホームページを公開するときには容量を軽くするために、サーバーへ転送する必要は無く、転送対象にもなっていない。
➊ページtop.htmlを開きます。
➋[HTML ソース]をクリックし、ソースを表示します。
作成したロゴ画像の高さ(height)の値について
今回作成したロゴ画像の高さ(height)が、同じ文字列で同じフォントやサイズにもかかわらず作成するPCによって異なることがあります。ここでは
height="74" となっていますが、height="64" の場合が多いようです。これは使用するPCの文字の大きさによります。
お使いのPCでの文字の大きさの設定の確認あるいは変更は次のように行われます:
デスクトップ画面で右クリック→[画面の解像度]→[テキストやその他の項目の変更]→[すべての項目のサイズを変更する]で、[小/中/大]のいずれかが設定されている。通常はPCの解像度に応じた使いやすいサイズが設定されているはずで、変更する必要はありません。ここで設定を変更したあとは[適用]を押し、サインインすると変更が適用されます。
なお、作成済みのロゴは画像として高さも固定していますので、使用PCの文字のサイズを変更後再度[ロゴ(飾り文字)の挿入]あるいは[ロゴの編集]を行い文字列を入力し直すことで文字サイズに応じた高さ(height)のロゴ画像を作りなおすことができます。
➌[ページ編集]をクリックし、編集画面に戻します。
ホームページ・ビルダーを使って、HTML5 でページ作成する場合、ロゴや画像ファイルを保存したあと、そのファイルを開こうとすると”構文エラー”が出る場合があります(下記[ヒント]を参照)。エラーの内容は、”属性名(border)が未定義です。”と出ます。その時の対処です。
img 要素での border 属性指定
HTML4 から HTML5 になって変更になった項目の一つです。img 要素に border (罫線)属性の記述は廃止されました。代わりにCSSで記述することとなりました。ただし値が
"0" の場合のみ、廃止前の暫定的な対応として認められています。値が "0" 以外は真のエラーになるのでしょうが、"0"
であれば問題ないはずです。それにも係わらずビルダーが "構文エラー" と表示するのは、ビルダーでの対応ができていないためと思われます。値が
"0" であるときは、構文エラーを無視しても構わないでしょう。
なお、当エラー表示は[すべてのエラーで、修正ダイアログを開く]を、[ツール → オプション → 一般タブ → HTML構文エラー時の動作]で設定している場合にでます。[重大なエラーのみ、修正ダイアログを開く]を設定している場合は表示されません。
"エラー" 表示が気になる時は、ここで紹介する方法で border 属性を削除しましょう。その代り CSS で border
(罫線)を指定します。CSS では、border の初期値は none、すなわち罫線を引かないとなっているので、ソースから削除するだけで CSS
での指定も必要ではありません。参照:CSS でのボーダー指定
➊[エラー行を表示]をクリックします。
➋ HTML ソースで、該当箇所を選択し、削除します。
➌[構文エラー]のパネルで[最新の情報に更新]をクリックします。
➍[閉じる]をクリックし、[構文エラー]の表示を閉じます。
次はトップ画像ブロックの編集で、写真を挿入するに進みます。