【問題 49】
企業会計原則（大蔵省企業会計審議会発表）における貸借対照表原則に関する次の①〜④の記述のうち、その内容が適切でないものを1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
① 取引先との通常の商取引によって生じた受取手形及び売掛金等の債権は、流動資産に属するものとされている。
② 取引先との通常の商取引によって生じた支払手形及び買掛金等の債務は、流動負債に属するものとされている。
③ 営業権、特許権及び商標権は、投資その他の資産に属するものとされている。
④ 社債、長期借入金等の長期債務は、固定負債に属するものとされている。
【正解】 ➂
①（○）取引先との通常の商取引によって生じた受取手形及び売掛金等の債権は、正常営業循環基準により、流動資産に区分される。
②（○）取引先との通常の商取引によって生じた支払手形及び買掛金等の債務は、正常営業循環基準により、流動負債に区分される。
③（×）営業権、特許権、地上権、商標権等は、無形固定資産に属するものとする。
④（○）社債、長期借入金等の長期債務は、ワンイヤールールにより、固定負債に属する。