【問題 48】
企業会計原則(大蔵省企業会計審議会発表)における損益計算書原則に関する次の記述の()の中に入れるべき適切な字句の組み合わせを①〜④の中から1つだけ選び、解答欄にその番号をマークしなさい。
損益計算書には、( ア)計算の区分、( イ)計算の区分及び純損益計算の区分を設けなければならない。( ア)計算の区分は、当該企業の営業活動から生ずる費用及び収益を記載して、( ウ)を計算する。2つ以上の営業を目的とする企業にあっては、その費用及び収益を主要な営業別に区分して記載する。( イ)計算の区分は、( ア)計算の結果を受けて、利息及び割引料、有価証券売却損益などを記載し、( エ)を計算する。
① ア 営業損益 イ 特別損益 ウ 営業利益 エ 当期純利益
② ア 売上高 イ 特別損益 ウ 売上原価 エ 経常利益
③ ア 売上高 イ 経常損益 ウ 売上原価 エ 当期純利益
④ ア 営業損益 イ 経常損益 ウ 営業利益 エ 経常利益
【正解】 ④
〔損益計算書原則・損益計算書の区分〕
損益計算書には、営業損益計算、経常損益計算及び純損益計算の区分を設けなければならない。営業計算の区分は、当該企業の営業活動から生ずる費用及び収益を記載して、営業利益を計算する。2つ以上の営業を目的とする企業にあっては、その費用及び収益を主要な営業別に区分して記載する。
経常損益計算の区分は、営業損益計算の結果を受けて、利息及び割引料、有価証券売却損益などを記載し、経常利益を計算する。純損益計算の区分は、経常損益計算の結果を受けて、前期損益修正額、固定資産売却損益等の特別損益を記載し、当期純利益を計算する。