基礎その１

ブラウザーでホームページを見る時は http://www.geocities.jp/pasoboranet/ のようなアルファベットの文字列で該当のページの場所を指定します。これを URL と言います。URL は、ホームページの住所のようなものです。
Uniform Resource Locator の略です。

プロバイダー（インターネットサービスプロバイダー ISP）と呼ばれる業者は、パソコンとインターネットをつなぐサービスやホームページの開設のサービスを提供してくれます。サービス内容や料金体系は、プロバイダーによって異なります。
プロバイダーに加入したあと、パソコンとプロバイダーのコンピューター（サーバーと呼ばれます）が、光ファイバーなどのインターネット回線で接続されると、ブラウザーで世界中のホームページをみることができます。

「ホームページ」という言葉は、次のような意味でつかわれています。
- インターネット上の情報の総称
- Web サイトや個々の Web ページのこと
- ブラウザーを起動した直後に表示される Web ページのこと
- Web サイトの入り口にあたる Web ページのこと
一般的にホームページと呼んでいるものは、本来 Web ページあるいは Web サイトと呼ぶべきものでしょう。
本来のホームページとは、ブラウザを起動したときに最初に表示される Web ページを指します。スタートページとも言います。ブラウザの［ホーム］ボタンをクリックしたときにも表示されるページです。
誤解されているホームページ

Web ページってどんな風になっているの？
Web サイトは一般的に複数の Web ページから構成されていて、トップページとサブページがリンクでつながっている。サイトで最初につながるページがトップページで、トップページは本の表紙にあたる部分です。トップページにはタイトルや目次が含まれ、サブページには内容が含まれるという構成がよくみられます。

トップページとサブページとの間は、「リンク」で結ばれています。
リンクとは、あるページの画像や文字をクリックすると、あらかじめ決められた他のページへジャンプする仕組みです。
インターネットのページは、リンクを使って行き来できるようになっています。トップページからサブページへのリンクだけでなく、その逆のリンクも設定できます。他の人のページへリンクすることもできます。

Webページには何が含まれるの？
Web ページは、HTML ファイルと呼ぶ一つの文章ファイルと複数の画像ファイルなどで構成されている。
HTML ファイルには、タイトル、文章、表などが［HTML言語］と呼ばれる言語で書かれています。
HTML ファイルの中で <h1>、<p> のように < > で囲まれているものを［タグ］と呼びます。ブラウザはこれらのタグを解釈して、指定された場所に指定された文字や画像を表示します。
画像ファイルはページにいくつでも貼り付けることができます。貼り付けるといっても、実際には HTML ファイルからその画像の名前と場所を参照しているだけです。
画像ファイル以外にも、サウンドファイル（音声）、ムービーファイル（動画）、CSSファイル（ページのレイアウトを記述したファイル）、Java アプレット（Java 言語で書かれたプログラム）などを貼り付けることができます。
スタイルシートは、ページのデザインやレイアウトを定義します。CSS とも呼ばれます。スタイルシートを使うと、ページの内容と、デザインやレイアウトを別々に管理できます。細かい設定は CSS ファイルと呼ばれるファイルにまとめておき、HTML ファイルから呼び出して使います。

プロバイダが所有するサーバーと呼ばれるコンピュータ上に Web ページ用のファイルを置く場所（フォルダ）を確保してくれます。この場所がサイトとなります。
［ホームページ・ビルダー］では自分のパソコン上に仮想の［サイト］を作る機能を提供しています。［サイト転送］機能で、サイトに必要なファイルを一括してサーバーに転送することができるようになります。
サイトっていったい何者？

それでは、作成前の確認事項に進みましょう。