Web作成入門

レッスン1 HTMLの基本

HTMLタグとは

ソース文書の中に<body><title>のように半角の不等号に囲まれた部分が多数あります。<body>や<title>を、「HTMLタグ」と呼びます。多くの場合下記のように、表示したい文字の前後に、HTMLのタグ名を記述する形を採ります。

<HTMLタグの名前>○○○○○○○○</HTMLタグの名前>

前側のHTMLタグを「開始タグ」、後ろ側を「終了タグ」と言います。終了タグは、タグ名の先頭に「/(スラッシュ)」をつけて、このタグがここで終わりであることを示します。

<body>タグなら、<body>と書いて「ここからWebページの内容を始めるよ~」と宣言して、最後に</body>を書いて、「ここで終わりだよ~」と宣言しています。

 つまり、HTMLタグとは、記述ルールとしては、開始タグと終了タグを使って、表示したい文字を挟み込むというものです。また「title」や「body」などのHTMLタグ名自体が、「ページタイトル」だったり、「ページ内容」だったり、「挟み込んでいるものがこのページにとって何であるか」を意味付け、定義付けをするものなのです。

文書を構造化する

HTMLタグによる定義付けによって、「この文や語句が、この文書全体にとってどういう立場であるか?」を明確にします。つまり文書の構造化を行います。

<h1>~</h1>:大見出し
<h2>~</h2>:中見出し
<h3>~</h3>:小見出し
<p>~</p>:段落

画像を読み込む

画像の読み込みはimgタグを用いて下記のように記載します。

<img src="画像のファイル名" width="幅" height="高さ" alt="テキスト" />

<img>タグで画像の読み込みを開始します。
src=""の「""」間に読み込む画像の保存先とファイル名を記載します。
width="" height=""の「""」に画像の幅と高さをピクセル単位で記載します。(単位は不要)
alt=""の「""」に画像を示すテキストを記載します。何らかの原因で画像が表示できない場合に画像の代わりに表示する文言です(代替えテキスト)。

画像のファイル形式は「gif」、「png」又は「jpg」ファイル形式にします。

gifとpng形式は、イラストのような、あまり色数や色調が多くないものに向いています。jpg形式は、写真のような、複雑な諧調を持ち、かつ画像サイズが大きめなものに向いています。

終了タグの無いタグ

<img>には</img>という終了タグがありません。

HTMLタグの中には、開始タグと終了タグという概念がなく、単独で使用するものがあります。

終了タグを書いてはいけないタグ。
<br><wbr><hr><img><col><base><link> <meta><input><keygen><area><param><embed><source><track><command>

これらのタグは末端に、「 」(半角スペース空け)+「/」(スラッシュ)を記載します。
つまり、「このタグは開始タグみたいに始まったけど、終了タグがないタイプなので、ここで終わりと宣言する意味で、「 /」は入っているのです。

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