この日は雨が降ったりやんだりで寒さもありました。道は相変わらずの山道でさすがに心細くなります。背丈の高い草でズボンもクツもびしょ濡れです。

駕籠立場に着きました。休憩をするのですが寒くて長い時間は居られませんでした。

山の上の方を歩いているとガスがかかり誰にも会わず本当に現代を歩いているのかと不安になってしまいます。

山を少し下った所に安達ヶ原の鬼婆の碑がありました。
こんなところに…。 鬼婆の伝説

五戸の町に出ました。一緒になった小学生が道案内をしてくれました。ありがとう。靴が濡れ靴擦れが出来て痛みが出てききてしまいました。

その後は黙々と歩き、藤島宿ではとうとう日が暮れてしまったのでした。やっと十和田市に入り弁当を買ってホテルに到着、すぐに風呂と濡れた衣服の洗濯をしてこの日は早めに休みました。長い距離の歩きとなってしまい本当に疲れました。



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