|
|
HunterとIlluminated
Marchではハンティングとベンチレスト用がありますが、レチクルデザインや倍率が違い、その目的により使い分けされます。
ハンティングだけでなく射撃にも使いたい場合には、
細かなメモリ付きのベンチレスト用でイルミネイティドで光るタイプが良いでしょう。
これは暗い時間帯だけでなく、昼間逆光での暗い箇所にも、はっきりとした認識が可能となるので、細い線でもハンティングに使いやすいからです。
迷う場合には普通のディユプレックスタイプをお勧めします。この倍率での見どころは、2.5倍です。
覗いてみるとその倍率は、肉眼の感じにかなり近くなり、近射でしかも動く標的には最適です。
このタイプは本当のオールラウンドなのです。
つまり、射場においては、傍らにわざわざ面倒なスポッティング スコープは不要なのです。意外とこれは便利です。
|
|
倍率の選択での大切なポイントは、最低倍率です。
ハンティングにおいては、いくら最高倍率を求めても最低倍率が低くなければ多くのシーンへの対応性は劣る結果となります。
ライフルには3〜9倍ズームが現在でも根強いファンが多いのも、この3倍が起因しております。
しかしながら、9倍で見ているその光景は、遠くになる又は小さなターゲットになるほど、なにやら他人事の如くターゲットは遥か遠くで、その現実からはかけ離れた世界のよう・・・
25倍では、100m以上でも弾痕認識がはっきりしております。
そしてその倍率から来る拡大された世界は、ターゲット(ゲーム)の表情が良く見え、何とも楽しく気持ちの良い猟行が期待できます。
サイドフォーカスにより適正な距離調整すれば、着弾点の誤差は起きませんので、より正確な射撃が実現します。さらにMarchの優れた点は、エレベーション(ウインテージも同様)の復元性です。
何クリック回しても、元位置に戻せば正確に戻ります(正確な着弾への反映)。
再現性に優れているからこそ1000ヤードライフル射撃で優勝出来るのです。
安物のスコープでも高倍率は作れますが、レンズの光学性能や復元性などの機械的な製作精度がない限りナンセンスな使いにくいものとなります。
最高の光学性能を追い求めてきたドイツ製品が、高倍率を避けてきた理由がここにあります。しかし、このメーカーとて生産型であり、その品質検査を徹底するとはいえ、一丁々丁寧な手仕事で作り上げる受注生産とはかけ離れた世界なのです。それは多くの人が携わる、人としてのバラつきからの影響は避けられないのです。 |
イルミネイティドレチクル |
|
MarchTactical 2.5x-25x42 イルミネイティドレチクル仕様¥250,000 |
|
ディユプレックスレチクル |
|
MarchTactical 2.5x-25x42 ディユプレックスレチクル仕様 \190,000 |
MarchHunting 2.5x-25x42 ディユプレックスレチクル仕様 \180,000 |
価格については変動しておりますので、必ずお問い合わせください |
EOズーム |
|
|
|
EDレンズでX25/540ヤード(493m)では |
|
MTR 1 Reticle 2010.12.10. 0:30 快晴
スコープ越しにデジカメで撮るのは難しい。特にセンターが出てないと
レチクルがボヤケル。やはりアダプターを装着しないと・・・・
計算するとたぶん一目盛22cmくらいに相当するでしょうか・・・
灰色の壁材一枚の高さに当てはめると、三目盛弱なので
壁材一枚の高さは約60cmと割り出せます。
逆に、距離割り出しには、壁材の寸法が分かっていれば計算できます。
これを、例えば鹿の胴体部の高さが分かっていれば距離が割り出されます。
しかしながら、現実には距離計で測るでしょうから、前もって記憶されている
弾道表からのダウン量によって着弾位置を割り出せることになります。
このときに重要なのが、その距離における一目盛の相当寸法です。
このレチクルの元寸法は、20倍100ヤード時一目盛2”(50.8mm)
25倍ではX20/25=一目盛40.64mm
540ヤードでは、X5.4=一目盛219.45mm
|
|
|