能見(のうけん)堂緑地に入ります。ここからはハイキングコースとなっておりこのページにあるコースマップは正しく表示できませんでした。



 ハイキングコースは整備されていますが、むかし鎌倉を目指す人々はもっと心細い思いをしながら歩いたと思われます。いまは動物とも出会いませんが、きっといろいろな出会いがあったのだろうと想像しました。



 案内標識がありました。能見堂跡、金沢文庫を目指します。



 途中少し開けた場所で休憩しました。青い海が見られ大きな船が行き来していました。当時の人も心わくわくするような風景だったと思います。



 能見(のうけん)堂跡に着きました。室町時代からあったと伝えられています。交通の要衝であったこの場には辻堂のような建物がありましたが、江戸時代に地蔵院寺院として再建され明治初め頃までありました。ここは眺望が良くむかしから金沢八景と呼ばれてもいました。



 コースも終了近くなると大きな岩に挟まれた場所や雨水が流れて荒れた場所もありました。天気の悪いときには難渋したことでしょう。 




 やっと住宅街に出て、ほっとしました。少し歩くと金沢文庫の駅が見えてきました。久しぶりのハイキングとなり膝に疲れが感じられました。終了後の珈琲が身にしみて美味しかったです。(^_^)



 

      

   
                        
NO.6 保土ケ谷宿~金沢文庫
  R4.5.24  約14km
 
   能見堂緑地 


 保土ヶ谷駅を出るといきなり急坂となりました。歩き始めなので身体がびっくりしています。この坂は「かなざわかまくら道」のいわな坂と呼ばれ、毎日上り下りする人は足腰が強くなるなあと感心しながら登りました。



 登りはじめてすぐ御所台(ごしょだい)地蔵尊がありました。ここにはむかし井戸があり旅人は水を飲んで地蔵堂で休憩したそうです。今日の歩きの無事をお願いしました。



 大岡川の蒔田(まいた)橋を渡ります。ゆったり流れる川は海が近いことを感じます。



 上大岡駅付近を通過しました。ここで昼食としましたが、どのお店も混雑していて活気が戻ってきている感じがしました。



 光明寺付近で鎌倉街道の碑がありました。ふとそこだけ鎌倉時代の空気があるような気がします。 



 道は分かれ細い道に入ります。なんとなくほっとした気持ちになるのはなぜでしょうか。(^^;)




          


                                 

 
              (しもつみち)