小菅ヶ谷の公園ではお花見弁当が楽しそうに広げられています。とっても素敵な光景だと思います。日本らしいなあ。
北鎌倉付近では少し街道からそれて線路の北側を歩いてみました。細い道の途中には八雲神社や円覚寺の塔頭である白雲庵などが見られ、落ち着いた雰囲気を感じられました。



北鎌倉駅を過ぎるといよいよ目的地に近くなりました。あと少しとなったところで備屋珈琲店で一休み。旅の終わりの名残惜しさを味わいました。

鶴ヶ岡八幡宮に寄ります。旅の無事を感謝しました。鎌倉に着いた武士達は同じようにここで旅の無事を感謝することもあったのだろうと思いました。
たくさんの観光客が来ていて特に和服姿が多いのにはびっくりしました。言葉を聞いていると外国の方なんだということも分かります。人気の鎌倉ならではですね。

頼朝の墓にはせ参じたことを報告に行きます。桜並木がきれいでした。

今回は六日の日程で鎌倉に入りました。当時はもっと時間がかかったのでしょうか。それともなぜもっと早くこなかったと頼朝に叱責(しっせき)されたのでしょうか。いざ鎌倉とはせ参じた武士達は緊張の報告をしたのだと思いました。

NO.6 鶴ヶ峰~鎌倉
H31.3.27 約22km
お坊さんの道

鶴ヶ峰駅を出てからは昔の街道の雰囲気を感じる細くくねくねと曲がった道が続きます。

富士山が見えました。桜とともに見られてなんだかとても得をした気持ちになりました。街道は丘陵の尾根道をたどっていきます。

この季節のいいところはなんと言っても花がたくさん見られることです。


南本宿を抜けたところに大山道との分岐がありました。ここで鎌倉へ進路を取りますが道はゴルフ場で消えてしまっています。道路をたどっていきます。

街道は東海道本線を陸橋でまたぎます。越えるあたりからとてもいいパンの臭いがしてきました。見ると山崎製パンの工場がありました。なんとなくお腹がすいてきます。(^^;)

東海道の道路を横切り道は再び狭くなってきました。そしてこれが昔の街道なんだと思えるような道となりました。とても楽しい気分です。



(なかつみち)