御成街道(県道65号線)蓮田市付近は現在交通量も多く、商店街も並ぶ通りとなっています。
 


 岩槻(いわつき)の町に入ると鎌倉街道は中学校の校舎が建ち通れなくなっていました。迂回をしましたがこの周辺は天神小路と呼ばれる侍藩士達の住居があったところでした。




 せっかくなので岩槻城跡に寄ります。室町時代に築かれた城で、その後北条氏、江戸時代は徳川譜代大名が居城としました。現在は公園となっていて城門や裏門が残されています。





 街道に戻ると細い道となり、住宅街を抜けていきます。 



 この後、県道65号線に沿って歩いて行きました。途中でにわかに曇ってきて雨が降ってきました。仕方なく傘を差して歩いたのですが1時間ほどして雨は上がり、青空が広がってきました。歩く途中では天気も変わり、簑笠(みのかさ)など道具も多くなったのだろうなと考えました。







      

   
 


    
NO.2  和戸~東川口
  H31.1.15  約20km
 
   御成街道 



 和戸駅から鎌倉街道に戻ります。線路で分断された道を踏切を渡ってつないでいきます。



 歩き始めてすぐの所に真蔵院(しんぞういん)がありました。医王山大福寺とも呼ばれるそうです。鎌倉街道が門前を通っていたことから寄る武家達も多かったのかもしれません。





 鎌倉街道からは東部動物公園の入り口がありました。休日は賑わうことでしょう。



 現在歩いている鎌倉街道は江戸時代は御成(おなり)街道と呼ばれていました。江戸の本郷追分で中山道と分かれ、岩淵(いわぶち)宿、川口宿、鳩ヶ谷(はとがや)宿、大門宿、岩槻(いわつき)宿を通り、幸手(さって)宿の手前で日光道中に合流しています。



 

          

                                 

 
              (なかつみち)