平沢宿~松原湖駅
 H29.4.23  約24km


   分水嶺 



 清里の駅は人の姿を見ませんでした。今日も天気が良く晴れていますがとにかく風が冷たく厳しい寒さです!



 山道から高原の道へ続きます。景色はとても爽やかです。



 海ノ口城主、平賀源心胴塚がありました。天文5年武田勢の攻撃を長く撃退し手こずらせていた海ノ口城が信玄の奇襲により落城しました。城主平賀源心は首をとられ胴体はここに埋葬されたとのことです。



 平沢古道に入りましたが笹がひどくて前に進めませんでした。
 


           


 八ヶ岳を眺めながら分水嶺(ぶんすいれい)を過ぎました。水はここから太平洋と日本海に分かれてそそぎます。この街道の中間点ともいえます。



 国立天文台・野辺山宇宙電波測定所が見えます。日本の電波天文学の聖地と呼ばれ、太陽電波や宇宙電波の観測を行っている施設で世界レベルだということです。すごいな。空気がきれいなこの場所だからできたのですね。



 三軒屋跡がありました。徳川幕府が雨雪のひどい場所なので旅人の救護のために三軒の茶屋を他から移転した場所だそうです。徳川幕府の良い行いでした。



 道はJR最高地点1375mの踏切を通過します



 八ヶ岳に鯉のぼりが映えて気持ちがいいです。道は下りに入りましたが古道はやはり歩けず国道141号線を歩きます。



 国道141号の海尻宿付近では千曲川の向こうに見える荒々しい岩山の下を通る隧道が見られました。少し怖い気もしました。



 
この日は疲れが出て目標点までは行けず松原湖駅で終了しました。

      

   



 

                                 


佐久甲州街道  NO.6