野尻宿~関山宿
 H29.8.29  約14km

   関川の関所


 朝歩き始めの森で黒いカモシカの親子を見ました。遠かったのですが見られて嬉しかったです。



 関川の関所がありました。越後と信濃の国境にあり、交通の要衝にある重要な関所でした。



 関所では武器を持ち込む事と人質として江戸で暮らす妻子達が江戸から脱出する女改めがきびしく行われたそうです。





 道の歴史館の大画面街道シアターで映画を見ながら休みました。

           


 路はくねくねと続いていきます。このあたりの家は雪が多い場所なので高い位置から出入りできるように作ってある様子が見られるようになりました。



 石碑の横に二俣宿の案内がありました。となりの田切宿との合宿(あいしゅく-ふたつの宿で月交替で問屋場を担うなどを行った宿場-)です。石碑は畑山隆治先生の碑です。二俣宿脇本陣・畑山家の出で、幕末に寺子屋で教育を行ったことで石碑が建てられたそうです。



 街道脇の古民家の屋根補修が行われていました。中には藁(わら)がのぞいているのでした。



 昼食には郷土料理「山もちセット」があったので食べてみました。ご飯を軽くすりつぶしてまるめ、その上にクルミ味噌を塗ったものです。素朴な味でなかなかいけました。



 この日は毎年7月には火祭りも行われる関山神社で終了しました。関山神社は平安時代末期には木曽義仲が、戦国時代には上杉謙信が戦勝祈願をした神社だそうです。




      

   



 

                                 

 
 
北国街道   NO.15