牟礼宿~野尻宿
 H29.8.29  約12km

  小林一茶の家



 牟礼(むれ)駅からしばらく歩くと髻山證念寺(もとどりやましょうねんじ)につきあたり、左に折れると十王坂を登って行きます。





 登りきった所に十王堂があり冥土の十人の裁判官がいました。生前の罪の軽重を計り、次に生まれる世界を決定するそうです。ぜひ次世も素敵な人生が歩めますようによろしくお願いしますと本気で祈りました。



 道には漫画での飯綱(いづな)今昔物語が描かれ北国街道の昔が分かりやすく説明されていました。




           

 小玉道中堺碑(こだまどうちゅうさかいひ)を見ました。江戸と金沢を結ぶ北国街道の中間地点の道標として加賀の前田家が建てたそうです。



 この日は山道に入り久しぶりに鹿の足跡を見ました。熊や猪に会わないように鈴を用意しました。



 山の中で二またに分かれる道に出会うと緊張します。間違えないように慎重に進みます。



 柏原(かしわばら)宿に入ると小林一茶旧宅がありました。30歳から俳諧修行に出かけ50歳で戻り結婚したそうですが家族は皆先立ち、家も大火で焼けて残った土蔵で生涯を閉じたそうです。



 柏原宿の古民家などを見ながら今日の終了地、野尻宿の野尻湖に到着しました。



 太平洋戦争後、地元住民が化石を発見しナウマン象が有名になりました。日本にも像がいたなんてちょっと嬉しいですね。




      

   



                               


 
北国街道  NO.14