神輿が走った!
何が合図だったのでしょう。一斉に神輿や肩に乗った稚児達までもが走り始めました!





重い神輿を担いで走ることや稚児を背負って走ることも大変です。みんなすごいすごいと拍手をして応援します。境内を1周ほどすると神輿は社殿に納められ稚児達はその前で並び揺さぶられていました。本当によく頑張りました。気持の高まった時間でした。

その後仕舞われた神輿にお供(そな)え物が運ばれ供えられました。歩く一つ一つの動作も古式ゆかしい動作で行われ感心しました。


午後からは振舞(えんぶ)をはじめ各種の舞が行われます。雨も強くなってしまったので残念ですが私はここで神社を離れました。
伝統を守る人達の姿に出会えて本当に良かったです。

NO.4
H30.4.24
能生白山神社春季大祭
4月24日は雨となりました。青海より北陸道を歩く予定でしたが、今日は白山神社の春季大祭が行われるとのことなので歩くのをやめて見学することにしました。
白山神社は奈良時代(710~795)に白山信仰を開いた泰澄(たいちょう)大師が仏像を納めたことから創立されたそうです。境内の建物は古く立派で本殿は重要文化財となっています。春季大祭は能生(のう)まつりとして大規模な構成で親しまれているそうです。私が神社に到着したときには御神輿(おみこし)の打ち止め(お走り)の前となっており地元の皆さんの熱気が伝わってきました。

7、8人の舞手による獅子舞が行われます。

稚児(ちご)が大人の肩に担がれ出番を待ちます。

担ぎ手ははかまの股立(ももだち)ちを取り走る準備ができました。

太い竹を地面に打ち付けて観客が前に来ないようにします。安全のためです。

神主さんでしょうか正面に座しました。

神輿は法螺(ほら)の合図で走る準備をします。さあ行くのかと思ったら数回神輿を揺すると台に戻します。これが何回も繰り返されます。相撲のしきりと同じですね。これを繰り返すうちにみんなの気持ちも高まってきます。そしてついに!
