旧飯村川を渡ります。ここも昔は川越でしたが、ここに掲げられた掲示板には水かさが多いときでも定められた渡し賃以上はとってはいけないと書かれていたそうです。また貧しい者からは渡し賃をとってはならないと書かれていて、良心的な渡しであったそうです。





 米原駅の車両区が見えてきました。ここを越えるともうすぐ北陸街道も終了になります。少し寂しい気もしました。



 新聞の販売店ですが観光の町らしく風情のある造りをしていて楽しませてくれます。



 がまの穂が風に揺られていて夏を感じさせてくれます。癒(い)やされました。



 ついに中山道との合流地に着きました。私の北陸街道もここで終了です。
 2017年(平成29年)11月にスタートした旅も1年9ヶ月をかけて中山道歩きで訪れた鳥居本宿に入りました。大切な人や歴史とも出会うことができて、素敵な北陸街道でした。



 胃薬として350年の歴史を持ち、現在も引き継がれ販売されている赤玉神教丸の店が今もありました。とても懐かしく頼もしく感じました。



         

      


 NO.22
    
長浜宿~鳥居本宿


 R1.8.6  約20km

   琵琶湖


 いよいよ最後の歩きとなります。長浜宿をゆっくり惜しむように出発しました。



 琵琶湖が見えました。昔は琵琶湖を見ながらの歩きだったと思いますが、現在は住宅が並び、なかなか見ることができません。



 長浜びわこ大仏が現れました。良疇寺(りょうちゅうじ)にある28mの大仏様で琵琶湖に背を向けて建っています。お寺は古く1262年開山ですが、大仏は1994年に建立されました。二代目だそうです。



 京への道しるべが建っています。北陸街道は加賀街道、蓮如道、北国街道とその地域によって呼び名が変わります。石標には「左北こく道」「右京いせ道」と刻まれていました。