現在では水が豊富な土地なので金魚の養殖池が至る所にありました。
日が傾きかけたころ名古屋市側の七里の渡し場に着きました。渡し船のモニュメントもあり、こんな小さな舟で海を越えて行くなんて、本当に危険な事だったんだと分かりました。



朝9時半に歩き始めて熱田神宮に着いたのは5時頃でした。暗くなってきた境内(けいだい)を急ぎ足で歩き詣でて家族の安全、 2組の生徒全員の合格や体操の普及、この東海道の旅を安全に終了することを願いました。

100円では願い事の数が多すぎたかな(^^;)

NO.7 H18.1.8
桑名宿~名古屋宮宿 約27km
伊勢長島
この日は東海道は海路をたどっているため、ただひらすら国道1号を名古屋に向かって歩き続けました。それでもこの歩きに意味を持たすために名古屋に着いたら、熱田神宮(あつたじんぐう)へ行って初詣(はつもうで)を行おうと
計画したのでした。


長嶋は「伊勢・長嶋一向一揆」で三度にわたる織田信長(おだのぶなが)勢との戦いがあったところです。揖斐川(いびがわ)、木曽川、長良川(ながらがわ)に囲まれた土地で船が勝敗に影響しました。

信長の軍勢と戦ったことで数万の本願寺信徒が殺されました。平定後、この地は滝川一益に与えられたのでした。
