お昼にとろろそばを食べ元気がでました。畑宿では寄せ木細工展示なども見てゆっくり休んでから先へ進むのでした。


箱根の坂が終了する頃に鎖雲寺(さうんじ)があり境内に初花(はつはな)堂がありました。歌舞伎の題材にも扱われ、勝悟郎・初花のいざりの仇討ちとして知られています。
夫婦で仇討ち旅に出ましたが勝悟郎は足が不自由になります。初花は箱根で仇と会いますが逆に討たれてしまいました。亡霊となった初花が祈願すると勝悟郎の足が治り仇討ちを果たしたというお話です。

今日は足腰が疲れていて正眼寺(しょうがんじ)でも足を滑らせ本当に危険でした。短い距離でしたが疲れはいつもの倍ありました。
早雲寺には北条五代の墓がありました。関東で大きな権力を握っていましたが秀吉の関東攻めで滅びました。

境内には関東攻めで使用された鐘もあります。

昔の三枚橋付近の写真を思い出しながら現代の橋を渡り湯本で終了しました。


温泉に入り帰ったのですが、翌日は筋肉痛になってしまいました。(-_-;)

NO.24
箱根関所~小田原宿
H19.9.1 約18km
畑宿 寄せ木細工
箱根は霧と小雨。石畳は濡れて滑りやすく、また階段も多く緊張の連続でした。服も霧のためしっとりと濡れてしまい肌寒い感じさえしました。



甘酒茶屋が見えてきました。温かい甘酒を飲みほっとできました。

隣には資料館があり大高源吾が馬方国蔵(うまかたくにぞう)に書いたわび証文の場面が展示されていました。赤穂浪士(あこうろうし)の仇討(あだう)ちの前ということで諍(いさか)いを起こしたくない大高源吾は荷物を崩したと難癖(なんくせ)をつけてきた馬方の国蔵にわび証文を書いて酒代を払い謝(あやま)ったとのことです。

途中畑(はた)宿近くの石畳でついに滑って転んでしまいました。たいしたことはなかったのですが足が疲れていました。

