福島の桃
    須賀川宿~郡山宿
 H23.8.20(土) 12km



 最終日は須賀川を出発してすぐの鎌足(かまたり)神社に寄りました。大きなわらじが飾ってあり旅の無事を祈願しました。



 道は郡山に向かいます。途中川の淵に建っている住宅が傾いているのを見ました。その住宅は取り壊しが行われていました。



 途中では屋根瓦が壊れているのですが修理の手が間に合わず青いビニールシートを掛けている民家を多く見ました。復興はこれからです。道には石仏や石碑がたくさんありました。



 宝来寺(ほうらいじ)に寄りました。浮彫(うきぼり)阿弥陀三尊来迎(らいごう)石仏がありました。後の小屋は地震で壁が落ちているのでした。



 


          




 歩く道には少し日本風の家並みが見られ不安な気持ちを癒やしてくれました。





 郡山の街が近づきます。街道は駅付近の商店街を通ります。





 安積国造(あさかくにつこ)神社は第13代天皇と言われる成務天皇の命でこの地が開かれた時からの神社だそうです。立派な本殿や神楽殿がありました。しかし鳥居は地震のため倒れて参道に置かれたままでした。早い復興を祈りました。



 今日の歩きは早めに終了し、土産を買うために農園を探したところ美味しそうな桃畑がありました。放射能のことが少し頭をよぎりましたが、売っている方は自信を持ってすすめているし試食をしたところ本当に美味しかったのでお土産としました。福島の復興はこれから先が長いと思います。できるだけ寄り添い、支援していきたいと思います。また来よう。





        

      

                               

 

     
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