教員 石川啄木
盛岡宿~沼宮内宿
H27.10.19(月) 26km
18日22:30発の夜行バスで盛岡に。高松公園までバスで行き準備をして出発です。公園は紅葉が始まっており落ち葉の浮く中を鴨が浮いています。


百貨店アネックスカワトク前には上田一里塚があります。もう一つは市街化で消滅したそうです。

歩く道には紅葉の美しい景色が広がります。北上川と岩手山が紅葉と共に見られ素晴らしい秋を満喫できた歩きでした。一年の中でも数少ない気持ちのいい街道歩きです。

道の脇には民家があります。本当は萱葺き(かやぶき)屋根なのですが規制でトタンがかけられています。この風景にはそのままの方が似合っているのになあとため息が出ます。

愛宕(あたご)神社です。京都の愛宕神社の支社として立てられましたがすでに300年を経ています。石川啄木が渋民尋常(しぶたみじんじょう)小学校の代用教員として教鞭をとった学校があり、啄木はこのあたりを散策して詩想を練ったそうです。


伝説のあずきとぎ石がありました。旅人が通るとザックザックザラザラと音が聞こえてきたそうです。恐れた村人は地蔵さんを建てて祀(まつ)りましたとさ。残念ながらこのときは聞こえませんでした。(^_^)

手のひらにリンゴをのせたモニュメント「岩手の風」が交差点にありました。岩手県はリンゴの生産量全国第3位だそうです。街道を歩いているといろいろな出会いがあります。

この日は沼宮内宿で終了しました。


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