帰還困難区域
富岡町、大熊町、双葉町、浪江町
H27. 4.
中学校着任以来37年間続けてきた教員生活を終了しました。昨夜は家族みんなでお祝いをしてくれ第二の人生がスタートしたのです。その第一歩として奥州街道を歩くことにしました。

ずっと気になっていた帰還困難区域はどうなっているのだろうか。車の通行が出来るようになったので富岡町、大熊町、双葉町、浪江町を通ってみました。道の両側には除染作業で出た土でしょうか数多くの袋が置かれています。


富岡町から大熊町に入ると道の両側の家には人が入れないように柵が設けてあります。

二双葉町、浪江町と無人の家やガソリンスタンド、倉庫などがそのままになっています。そして各曲がり角には警察官や警備員の皆さんが防護服を着て立っているのです。大変な仕事に取り組んでいる皆さんの健康が本当に気になりました。



作動していない信号も怖さを感じます。そしてしばらく走ると信号の色が見えました。ガソリンスタンドも営業しているようです。本当にほっとしました。こんなに人の居ない町が怖いとは思いませんでした。一日も早く皆さんが生活できる環境が戻って欲しいと願わずにはいられませんでした。




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