木立が途切れると民家が有りガラスのケースの中をのぞくと陶器の女の娘が展示されていました。女の娘はやさしい仕草が見られて魅力的だったのでしばらく足を止めて眺めてしまいました。



 妻籠(つまご)宿に入ると突然雰囲気が変わりました。外国人観光客の言葉が飛び交っているのです。妻籠はツアーの人気スポットとなっていました。





 妻籠宿に鯉岩がありました。むかしは鯉が跳ね上がっているような岩でしたが明治24年の濃尾(のうび)地震で頭の部分が落ちて形が変わってしまったそうです。長い間にはいろいろ変わっていくのですね。(^^;)




       

     
NO.19
野尻宿~妻籠宿 
 H22.5.1 約16km

   陶器の娘 



 春らしい陽気の中山道には桜と芽吹いたばかりの緑が鮮やかでした。春の歩きは心がウキウキします。今回は家族も来たので1泊でのんびり歩きます。



 木曽川の歩道も春の風に吹かれると気持が良く、川は水の青さが際立ちました。山間の道は細く曲がりくねり、静かな旅の気分になれるのでした。



 三留野(みるの)宿では本陣も無くなっていて開発が進んだ地域は様子が変わっていきました。逆に取り残されたように遅れた地域は現在観光地として栄えています。分からないものですね。