上松宿の本町一里塚跡の碑です。京まで65里(260km)まだまだ長い旅です。



 途中に寝覚めの床(ねざめのとこ)という有名な川床があり街道からは200mも下りますが寄ってみました。以前寄ったことがありますが、素敵な場所でした。





 近くに浦島堂がありました。あの浦島太郎が晩年を過ごした場所だそうです。竜宮城から戻った太郎は誰も知る人も無く旅に出て木曽川の風景が美しいこの地にたどり着きました。ここで竜宮城を懐かしみ玉手箱を開けたそうです。白髪の翁(おきな)になった太郎は夢から覚めたようだということで寝覚ノ床と呼ばれるようになったそうです。



知らなかったー(^^;) 旅は面白いな。



 この日は須原宿まで歩きました。須原宿は水舟の里とも呼ばれ、くりぬいた木に湧き水を流して共同で使う水場としていました。





       

     
NO.17
福島宿~須原宿 
 H21.11.21 約24km

   寝覚ノ床 



 冬が来る前にと木曽福島宿から出発しました。この日は寒く冬の中山道は大変なことが感じられました。道は国道や鉄道に沿ってくねるように進んでいます。





 1時間も歩くと寒くて震えがきました。ちょっと防寒が不十分だったようです。そこに棧(かけはし)温泉が出てきたため思わず入ってしまいました。東海道、中山道を通じて途中ではいる風呂は初めてのことでした。湯は鉱泉で湯花がすごくて古さを感じさせましたが体が温まり本当に気持ち良かったです。