小仏峠
日野宿~与瀬宿
H28.4.25(月) 28km
日野を7時半に出てすぐ道に迷いました。線路で分断されていたため道がわかりにくくなっていたためです。古道は新しい道にどんどん変わっていきます。
浅川をわたり進むと市街地に一里塚がありました。石碑しか残っていませんでした。


武蔵八王子永福(えいふく)稲荷神社には八王子出身の八光山権五郎(はっこうざんごんごろう)の力士像が建っていました。強い力士であったそうです。

国道から旧甲州街道に入ると落ち着いた雰囲気がありました。


午前中に高尾駅を過ぎました。高尾駒木野(こまぎの)庭園の看板があり入ってみました。元病院であった建物は昭和初期に建てられたそうです。庭園にはツツジや藤の花が咲きおだやかな気持ちでゆっくり休むことができました。


道は山へ向かってどんどん高度を上げて行きます。ついに舗装が途絶え車は通行止、山道となりました。


甲州街道は小仏(こぼとけ)峠を越えるルートで現在はハイキングコースとなっています。久しぶりの山道に汗が出るし心臓の鼓動も上がりました。このまま行けるか不安になってきた頃、何とか峠に到着することができました。よかったー(^^;)

小仏峠は高尾山、陣馬(じんば)山方面への分かれ道になっています。甲州道は横断して相模湖方面へ山道を下っていきます。山を下りたところに照手姫の物語案内板がありました。東海道遊行寺で紹介した照手姫はこの付近の美女谷の生まれだそうです。川の七つ淵で髪を梳(す)く姿はまばゆい美しさを放ったそうです。

山を下った小原(おばら)宿には本陣がありました。人足の値段などが書いてある高札場があり、荷物などあると小仏峠越えはやはり大変だったと思いました。


NO.3