願い事が叶うとおしろいを塗ってお礼をするおしゃれ地蔵も変わっているなあと思わず足を止めてしまいます。



 また義経の首洗い井戸と首塚の石碑がありました。ちょっと不気味ですね。





 藤沢にはやや早めに着いたので浄瑠璃(じょうるり)で有名な小栗判官(おぐりはんがん)と照手姫(てるてひめ)の物語の遊行寺(ゆぎょうじ)を見学しました。
 足利氏に攻められ落城した小栗判官の子息助重が逃げる途中毒殺されかけたのを妓女照手が救い、その後再興した助重が照手を妻に迎えたというお話です。
 その二人のお墓がここにあります。



 境内の大銀杏(おおいちょう)もすごく、周囲5mはあるかとも思われます。



        

     


NO.27
平塚宿~藤澤宿 
 H19.10.21 約18km

 義経の首洗い井戸 
  


 平塚では番町皿屋敷怪談で有名なお菊の碑がある公園に寄ってからスタート。平塚に関わりのある女性だったのですね。知りませんでした。(-_-;)



 東海道も相模川を渡り茅ヶ崎も過ぎるといよいよ終盤です。



 ワンダーフォーゲル部時代に長く山に入っていて下山する時の気持ちに似ています。早く日本橋へ着きたいような、もっと東海道を歩いていたいような複雑な気持ちなのです。すでに富士山は遥か後ろに見え、丹沢山塊も後方に去りました。





 道は単調でつい早足で歩いてしまいます。東海道五十三次浮世絵の「南湖(なんこ)の松原左富士」が描かれた場所の碑もありました。浜からは富士山が見えたのですね。