極北の地と氷河
NO.5
ピチ!パチ!と氷のつぶやきが聞こえ、
海面はにぎやかです
近づくと氷河はそびえ立っている
極地研究で使用されている小屋だそうです
海氷も解けて北極は夏を迎えています
氷河のかけらは至る所に浮いている
各ボートが氷河に近づきますが安全のため50m
以上の距離を保っています
海に注ぎ込む氷河の流れ
氷河を見学をするボートクルーズに出発
6月とはいえ北極圏は雪と氷の世界だ
角の抜けたトナカイも新芽をさがして歩き回っ
ています
ライチョウが雪解けで現れた草地で餌を探して
います
地面にはトナカイの堅い毛が落ちていました
北極の短い夏に植物は急いで芽を伸ばします
昔ここで捕鯨後に解体したクジラを煮て油を
採取していた施設です
上陸の際にはライフル銃を携行します。
ホッキョクグマが発見された場合、威嚇(いか
く)のために使用します。近づきすぎると射殺
しなければいけないこともあるので、クマのい
るところには上陸しません。
初めてのボートによる上陸地点ニーロンドン
北緯79度のボートクルージングは氷の間を
ぬいながら行います
今回北上できた最高緯度は79度43分でした
船は海氷を割りながら進んでいます
多くの海氷が現れ行く手を沮(はば)みます
氷河の素晴らしい姿に思わずため息
内陸から押し出されてきた氷河
tokidoki