地図は細かい表示ができません。大まかな行程を示しています。

   小峰城
    白川宿~踏瀬宿 
 H23.8.17(水) 11km



 注:地図は大体の行程です。特に山道は表示ができないところもあります。距離は行程通りの場合を表示しています。

 平成23年3月11日 東日本大震災が起こりました。それに伴う津波、そして原発事故。福島のまちは本当に大変な状況となり多くの避難者が出ていまだに家に帰ることのできない日々が続いています。福島のために何かできないか?ボランティアに行くことが望ましいのですが仕事の場も離れることができず行くことが難しかったのでした。そこで夏休みに福島の宿に泊まり、福島を旅することで何か協力できることがあるのではないかと思い8月17日出発しました。
 11時半白川の小峰城に到着。いきなり崩れた石垣が半年経ってもそのまま残っているのを見て原発ばかりでなく地震の被害も大きかったことを知りました。本当に心が痛みました。来て良かったのだろうか。





 暑い日でした。町中には人の姿は少なくまして子供の姿は皆無でした。



 道沿いにある神社の灯籠はほとんど全部が倒れています。たまに立っているものは新しく設置されたものでした。
 遊女志げ女の碑がありました。戊辰(ぼしん)の役で客の長州藩士を助けたことから敵の会津藩士に殺害され、これを知った遊女屋の下男が会津藩士を殺害するという戦争のさなかの悲劇でした。



         
 途中で学校を見ました。誰も活動していない校庭は草が伸びはじめているのでした。



 木陰に大きな地蔵さんを見つけ福島の早い復興をお願いしました。



 屋根の瓦が崩れて修理されていない家も多く人手がまったく足りないそうです。小さな池には蓮の花が咲き、多少なりとも不安を癒(い)やしてくれるのでした。





 この日は踏瀬(ふませ)宿で終了し二岐(ふたぎ)温泉へ。山の中の温泉は宿泊者が2名だけでした。



 夜テレビをつけると画面には放射能に関する情報が流れ続けているのでした。





        
 
          
                        

 

                               

 

     
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