ボートン・オン・ザ・ウォーターの町でイギリスの習慣、アフタヌーンティーを楽しみました。中心部をウィンドラッシュ川が流れ水遊びをしている子ども達がたくさんいました。川ではアヒルの人形を流してどれが一番になるかを当てるゲームが行われていました。お金が賭けられているのがイギリス風でおかしかったです。
 ティータイムの時には紅茶とともに三段重ねの器に盛られたケーキが出されました。美味しかったです。でもすぐ食べてしまうところは日本人だなぁと反省してしまいます。



 田舎の家は日本でもなつかしさや落ち着きを感じますが、コッツウォルズ地方の家も同じでした。この古民家に住みたいと思う人も多く、ここではすべて個人の住宅となっているとのことでした。





 川には石橋が架かりきれいな水にはニジマスが泳いでいます。鴨や白鳥が水草を食み、本当にのんびりした美しい世界だなぁとため息をついてしまいました。



 英国には不思議な場所があります。世界でも有名な先史時代の石のサークルです。ストーンヘンジと言いますが、広い丘の上にその石のサークルだけがそびえているのです。このストーンヘンジの石は紀元前2500年前ごろから立てられるようになったそうです。しかしこの場所はさらにその1000年前ごろから儀式の場として使われていたといいます。エジプトで国家統一がされ、日本は縄文時代の前、狩りをして寄り集まって暮らすようになった時代です。



 このサークルを見ようと道路は渋滞をするほど車が集まり、たくさんの観光客が周囲を歩いて見学しています。現在ではストーンサークルには近づくことができないように柵が作られてしまいました。周囲を見まわすと古墳の小山がいくつも見られます。大切な場所だったんだなと感じました。

       

     


   
 2018(H30).6 NO.3 


 英国の庭は美しく造られていることに感心します。そしてその庭にぴったりとあった家のたたずまいが素敵です。



 ヒドコート・マナー・ガーデンを散策しました。イングリッシュ庭園のひとつで貴族の所有する庭園として存在しました。マナーは荘園のことで語源は私たちがおなじみのマンションと同じだそうです。
 ここではそれぞれの区画を生け垣で仕切り、次の庭には何が見られるかという楽しみを持てる作りになっています。花の種類も豊富でまるで植物園のようです。



 古い家の中には屋根が茅葺(かやぶ)きの家もあります。400年を越えるような手入れの行き届いた家も残され大切にされていました。日本の古民家と似ているので思わずなつかしく感じてしまいました。人は住んでおらず庭園で管理しているとのことでした。



 この日はマナーハウスに宿泊しました。貴族の所有していた宿泊施設だそうですが現在はペンションと言ってもいいかなと思います。部屋はそれほど大きくないし簡単な宿泊施設です。周囲は牧場であったり広々とした風景が見られゆったりします。



 朝散歩をしました。牧場に沿って歩くとウサギや馬がのんびりと草を食べていてリラックスできました。