
ウェールズに入りました。コンウィ城に入場し塔のてっぺんに登ることができました。塔からは旧市街が見下ろせます。むかし王様はお城から見える城下町をどのような気持ちで眺めたのでしょうか。
コンウィ城はイングランド王エドワード1世が築いたウェールズ遠征の拠点(きょてん)とされる城で背面はコヌイ川に守られています。エドワード1世はこの城で籠城(ろうじょう)して戦ったことがあるそうです。
夏休みに入った小学生ぐらいの子供達がすれ違いのできない狭い階段をたくさん上ってきました。息を切らして登ってくる子供達は迷路のようなお城の中を目を輝かせて歩き回っています。どこも子供達は同じだなあと、私も楽しい気持ちになりました。 (^_^)


イングランド中部エイヴォン川に面した文豪ウィリアム・シェイクスピアの故郷の町にきました。きれいな町並みやシェイクスピアの生家があることで観光客の数も多いところです。

シェイクスピアはイングランドの劇作家、詩人としてルネサンス演劇を代表する人物でハムレット、リア王、ベニスの商人などは私も読んだことがあります。映画化を含めて各国で今なお舞台上演されるというのがすごいなあと感心します。下の家はシェイクスピアの生家です。

この時計は町のシンボルとなっていて橋の上に作られています。



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エジンバラはスコットランドの首都です。古い建物がびっしり建ち並び英国らしさを感じさせてくれます。その古いビルの1階には新しいお店がたくさん入っていて観光客の数もとても多いのです。

しかし18世紀頃エジンバラは人口が過密となり貧しい人々は地下に住むようになりました。日の当たらない地下ではペストが発生し富裕層(ふゆうそう)は病気の流行を恐れて地上への出口を封鎖(ふうさ)して生き埋めにしたということがありました。つらい歴史ですね。
エジンバラ城は丘の上にたつ要塞(ようさい)ですが現在は観光の名所です。周辺の町には街頭でバグパイプを吹く人や木の妖精の格好をした人がいてみんな楽しんでいました。

その後、都会を離れたバスは湖水地方に向かいました。私は自然が好きで人の多い都会が苦手なのでほっとしました。湖水地方はイングランドの北方にあり氷河期が終了する頃に形成されました。氷河が消えた後には多くの湖や谷が残され、美しい土地となりました。

ここ湖水地方はピーターラビットの舞台ともなっていることで多くの人に親しまれています。また歴史的な名所や美しい自然景勝地(けいしょうち)を保護することを目的としているナショナルトラスト運動の地であるそうです。英国はナショナルトラスト運動発祥(はっしょう)の地であり、私の住んでいる神奈川県にはこの運動をモデルにした「かながわナショナルトラスト運動」があります。私はその会員となっていますが自然が将来に残ることに協力できたらいいなと思っています。
