バスの故障 

 ルート66をグランドキャニオンに向かう途中でバスの調子が悪くなってしまいました。ドライバーが会社と連絡をすると部品の交換が必要とのことで、ウィリアムズという町に1時間以上の修理待ちの停車をすることになりました。



 ウィリアムズは古き良きアメリカの雰囲気を残した町で、グランドキャニオンへ向かう鉄道の出発点になる駅があります。町中には美味しそうなバーベキューの臭いが漂っていて本当にアメリカらしさを感じられました。



 思いもよらない観光となって少し得をした気分です。グランドキャニオン鉄道の駅は有名なので行ってみると、そこには蒸気機関車がありました。一度乗ってみたいなあとうらやましかったです。



 駅の近くにジップラインのアトラクションがあったので楽しみました。バスの修理待ち時間は有意義な観光時間となったのですが、グランドキャニオンの夕陽が少ししか見られなかったのは残念でした。



 町の名前の由来となった登山家のウィリアムズさんの像です。




           

              
                        
   H27(2015).7  NO.3


   ルート66

 アメリカン・マザーロードと呼ばれるルート66を走りました。1926年11月に開通したこの国道はイリノイ州シカゴからカリフョルニア州サンタモニカを結ぶ3755kmの道路です。



 アメリカ西部の開発を促進したこの道は高速道路が建設されるまでアメリカ文化を創り上げる道ともなりました。映画や音楽が盛んに作られ、マリリン・モンローなどが泊まったという「モーテル」や自動車旅行の食事を提供するマクドナルドなどの「ファーストフード」「ドライブスルー」と聞き覚えのある名称がここから生まれました。



 現在は歴史の道として観光用の道路となっていますが、グランドキャニオンが道路近くにあるなど人気があります。町にはUS66の看板が至る所にありお土産もたくさん売っていました。





 観光を終えていよいよグランドキャニオンに向かいます。