H25(2013).8 NO.8

最後の見学地、バルセロナに入りました。スペイン東部カタルーニャ地方の地中海に面したところにあります。カタルーニャ州では州立学校でカタルーニャ語が使用され、スペイン語は外国語として学習します。2010年頃中央政府との諍(いさか)いからカタルーニャ独立運動が盛んになりました。現在は国際的な観光都市であり国際会議も数多く開かれる文化・政治・学術に影響力の大きい街です。

この街の観光と言えばサグラダ・ファミリア(聖家族教会)が有名です。カタルーニャの建築家アントニオ・ガウディが設計・建築したものですが120年たっても未完成のままで当初は300年で完成すると言われていました。
現在では資金が集まり、工法が進歩したことで2020年代には完成の見通しがあるそうです。

この教会は世界遺産に指定されていますが世界遺産は正面の所だけで、あとは近代的な建築物でした。知りませんでした。(^^;)

教会内部も近代的な建築で柱には電気で光る円盤があったり不思議な構造になっていました。

現在日本人の彫刻家、外尾悦郎さんが主任彫刻家として活躍されているそうです。やはり国際都市ですね。

アントニオ・ガウディはバルセロナの街中にいくつもの建築物を残したと説明がありました。そのひとつグエル公園に行くことができました。

この公園はもとは自然と調和を目指した総合芸術の分譲住宅として作ったそうです。しかし当時は理解されず住宅は売れませんでした。住宅はガウディとグエル伯爵のみが購入し、一時は住んでいたそうですが没後、市に公園として寄付されました。


街中をバスで走っていてもガウディの作品が見られます。ガウディのアパートとして人気があるそうです。

芸術の街バルセロナはサッカーのFCバルセロナも有名で、文化に運動に活気にあふれています。
食べ物もイベリコ豚などとても美味しかったです。

スペインは闘牛やフラメンコを見たいと思って来たのですが、それぞれの土地には素晴らしい文化が有り、建物も古いものも多いのですが人々が生き生きと暮らしているような気がしました。素敵な旅でした。

