H25(2013).8  NO.5



 セビーリャの市内観光では1992年(H4)に開催された万国博覧会の会場跡を見学しました。スペイン広場前には美しい塔や建築物が並び、スペインの歴史や物語をタイル絵で飾ってありました。





 市内にはコロンブスの墓があるカテドラルがあります。世界で3番目に大きい教会だそうです。ちなみに一番はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂、二番はロンドンのセント・ポール寺院となっています。でもどの建物も大きくて大きさがよく分かりません(^^;)



 コロンブスは1492年の航海でアメリカ大陸を発見した航海士として知られています。まだ地球が平面であると信じる人が多かった時代です。スペインの王室から援助を受けて植民地を広げ、黄金財宝を得るための旅でした。
 コロンブスはこのことでスペインに莫大な富をもたらしましたが、現在では先住民族を大虐殺したことから悪名高い侵略者として見られています。



 コロンブスの墓ではスペイン諸国の王4人が棺を担いでいる像が見られます。スペインでは英雄だったのですね。
 神は誰のためにいるのだろう?この日も教会を出たときにほっとしました。私だけかな?

 
 

        


 

 美しい白壁の街並みが見られるミハスに入りました。アンダルシア州の一つで一年のほとんどが快晴ということです。地中海の青さと町並みの白さが際立ち、素敵な雰囲気です。サン・セバスチャン通りは特に有名です。



 ミハスは古代から鉱山として栄えたところで2世紀の文献にもその名前が記されているそうです。資源がなくなると活気はなくなりましたが、近年家を守るために塗られていた石灰の白さを観光資源としたところ大人気となり、現在では多くの観光客が訪れる街になりました。街を歩くと白壁に架けられたみやげ物の陶器や衣服、カバンなどが色彩豊かに街を彩(いろど)っています。



 街にはスペイン一小さい闘牛場がありました。やはり白壁で囲まれポスターなどがたくさん貼られていて、人気がありそうです。



 洞窟教会のラ・ペーニャ聖母礼拝堂がありました。たった一人の修道士が岩山を掘って作ったと言われています。礼拝堂にはミハスの守護聖母ラ・ペーニャ聖母子像が祀られていました。



 礼拝堂前からは麓のフレンヒローラの町と地中海が一望できました。