トレド大聖堂が現れました。ヨーロッパだけでなく布教が広まった南米の街でも教会は威厳があり建物は豪華です。礼拝堂のキリストの像に向かって手を組む人がたくさんいました。



 教会から外に出るとほっとするのは私だけでしょうか(^^;)
 街中の路地には小さなお店がたくさんあります。観光地のため土産を売る店が多いのですが、お菓子や酒が並んでいる店を見ると地元の人の生活が少し感じられます。



 もちろんギフトショップは見るだけでも楽しいものです。入った店の奥にプレートアーマー(板金鎧-ばんきんよろい-)がありました。戦う時にはさぞ重く動きが大変だったと思います。トレドはイスラム教社会になったりキリスト教社会になったり入れ替わることがありました。その都度大きな戦いがあったのでしょう。どんな気持ちでこれを着たのでしょうか。



 この日は暑く、たくさんの観光客が日陰を求めていました。アイスクリームが恋しかった日でした。




      

    


 H25(2013).8  NO.2



 スペインの食事と言えばパエリアが有名です。昼食時にパエリアの店に寄りました。蒼い空を室内にイメージしたお店はいい雰囲気で、大きな鍋にたっぷりの魚介の載ったパエリアが運ばれてくるとみんなどよめきました。



 オリーブオイルがたっぷりと使われたパエリアはとてもよい香りがして魚介も美味しかったです。旅先での名物は楽しみです。



 トレドはマドリッドから南西70kmの位置にあります。「もしスペインに1日しか滞在しないなら、迷わずトレドに行け」と言う格言があるそうです。



 トレドはイスラム教、ユダヤ教、キリスト教が混在する独自の文化を育てた街です。スペインカトリックの総本山カテドラルがあり、三方をタホ川に囲まれた岩山に築かれた天然の要塞都市でした。

 街中に入ると旧市街は風情のある建物がたくさんあり、石だたみを歩くと狭い路地が次々と現れます。この街を自由に歩いて迷ってみたいななどと考えながら歩いていると、ガイドさんの姿は遙か先の方に行ってしまいあわてて追いかけていくのでした。