
奇岩の風景
カッパドキアには火山灰大地が風雨に侵食され変わった形の岩石群が残りました。大昔、その岩に穴を堀り生活していた青銅器時代の穴居人がいたことからキリスト教信仰の時代も洞窟を使用することがおこり、現代には不思議な風景として残っています。

ラクダ岩と紹介されました。たしかによく似ています。

カッパドキアでの宿泊は洞窟ホテルに泊まりました。

土壁の感触が不思議で楽しかったです。

朝起きてベランダに出てみると素晴らしい光景が見られました。

カッパドキアでは有名なトルコアイス売りを見ました。粘りけがあり良く伸びます。カップに入れて貰おうと思うとひょいとカップは棒にくっついて離れません。つい笑ってしまいます。

H22(2010).8 NO.2
カッパドキア

トルコには歴史的遺産がたくさんあります。その一つカッパドキアは奇岩で有名な町でした。妖精の煙突と言われるキノコのような形をした岩がたくさんあります。昔その岩に穴を掘り人々が住んだり、キリスト教の僧が修行をしたりしたそうです。

キリスト教?えっなぜここにキリスト教?歴史を勉強してこなかった私はガイドさんの説明について行けません。その後訪れたカイマクルという地下都市は迫害から逃れるためにキリスト教徒が作った都市である事を聞き、トルコはいつかどこかでイスラム圏に変わったんだと気がつきました。

ガイドさんが話していたローマ帝国、ビザンツ帝国はキリスト教圏でその後のオスマン帝国はイスラム教圏です。その時代ごとに信仰するものも塗り替えられていったのですね。
この地は長くキリスト教圏にあったことからトルコが今もヨーロッパ圏への所属を求めるのはその時代の名残があるからなのかもしれません。
カッパドキアではギョレメ野外博物館を最初に訪れました。キリスト教徒が信仰の場としていた頃、ここには教会や神学校などが多く有り、たくさんの信徒が生活していました。火山灰の土地は岩が柔らかくその岩を掘った洞窟に教会や修道院、生活部屋を造り使用していました。
