バンジージャンプ
ニュージーランドの人々はとても冒険好きだとガイドさんから説明がありました。みんな何でもできると考え、色々なことにチャレンジしていくそうです。だからどの町にもスリルあるアトラクションがたくさんあります。
バスで移動の途中に立ち寄った休憩場所はカワラウ渓谷吊り橋でした。そこはバンジージャンプ発祥の地と言われる場所で、寄ってみるとちょうど女性がジャンプをするところでした。彼女はためらうこと無く下の川に向かって飛びました。私はぜひやってみたいと思ったのですが残念ながら時間がありませんでした。でもバンジーはいつか必ずやろうと心に決めたのでした。

アロータウンに寄りました。1862年ゴールドラッシュにわいて町は急速に発展し、7000人もの人が集まりました。現在は1500程度の住人だそうです。19世紀の町並みが残り人気があります。

町の中心通りはバッキンガムストリートといいます。イギリスの名前がそのまま使われているのですね。

クイーンズタウンに到着しました。周囲の山々に囲まれたその美しさがヴィクトリア女王にふさわしいとつけられた名前です。ここも元はゴールドラッシュでできた町です。現在は避暑地のような観光の町となっています。

H21(2009).1 NO.2
マウントクック
朝散歩をすると庭を元気に跳ね回っている動物を見ました。オコジョでしょうか。兄弟と思われる5,6匹が追いかけっこをしていました。自然の中で動物を見ると嬉しくなります。

この日は公園内の散策に行きました。フッカー・バレーという氷河が削った谷を上流に向かって歩いて行きます。小さな氷河は歩く途中にもたくさん見られ、時々大きな音を立てて山の斜面から崩れ落ちているのでした。その落ちた下には氷河湖が生まれ、氷が湖に浮いているのが見えます。その湖から流れ出た川は濁流となりすごい勢いで下っているのでした。自然の大きさを目の当たりにする光景でした。

ここではマウントクックリリーという花が有名なのですが時期は過ぎ残念ながら見られませんでした。それでも山にふさわしい花はたくさん咲いています。荒々しい岩肌に負けない力強さを感じるラージ・マウンテン・デイジーもその一つです。

フッカー・バレーハイキングは1時間ほどの歩きで少し物足りなさも感じましたが、間近に迫る氷河の先端や氷河湖が見えて楽しかったです。氷河時代にはマオリ語で呼ぶアオラキ山(マウントクック)の上まで雪が積もり、その堆積雪が流れることでこの深い谷が作られました。自然のすごさを体感できました。

