第二十四問(不動産取得税)

【問 24】不動産取得税に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

1 不動産取得税は、不動産の取得に対して、当該不動産の所在する市町村において課する税であり、その徴収は普通徴収の方法によらなければならない。

2 共有物の分割による不動産の取得については、当該不動産の取得者の分割前の当該共有物に係る持分の割合を超えなければ不動産取得税が課されない。

3 不動産取得税は、独立行政法人及び地方独立行政法人に対しては、課することができない。

4 相続による不動産の取得については、不動産取得税が課される。

 

 

 

 

【正解】   2

 

1(×)不動産取得税は、不動産が所在する都道府県が課す税金である。

2(○)共有物の分割による不動産の取得には不動産取得税は課されない。また下記による不動産の取得についても不動産取得税は課されない。

 ・相続による取得

 ・法人の合併分割による取得

 ・新設法人の現物出資による不動産の取得

3(×)非課税独立行政法人・地方独立行政法人に対しては不動産取得税は課されない。

4(×)相続による取得には不動産取得税は課されない。

 

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2016年03月26日