【問 23】住宅用家屋の所有権の移転登記に係る登録免許税の税率の軽減措置に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
１ この税率の軽減措置は、一定の要件を満たせばその住宅用家屋の敷地の用に供されている土地に係る所有権の移転の登記にも適用される。
２ この税率の軽減措置は、個人が自己の経営する会社の従業員の社宅として取得した住宅用家屋に係る所有権の移転の登記にも適用される。
３ この税率の軽減措置は、以前この措置の適用を受けたことがある者が新たに取得した住宅用家屋に係る所有権の移転の登記には適用されない。
４ この税率の軽減措置は、所有権の移転の登記に係る住宅用家屋が、築年数が25年以内の耐火建築物に該当していても、床面積が50㎡未満の場合には適用されない。
【正解】 ４
１（×）この軽減措置は住宅用家屋に適用される。
２（×）軽減措置は自己の居住用住宅で、かつ、個人が受ける登記に適用される。
３（×）以前にこの措置の適用を受けたことがあっても、再度適用を受けることは可能である。
４（○）当該軽減措置の適用を受けるためには下記の要件を満たす必要がある。
① 個人が受ける登記で、当該個人の居住の用に供すること
② 床面積が５０㎡以上
③ 新築又は取得後１年以内に登記
④ 既存住宅の場合、取得日以前20年以内（耐火建築物は25年以内）に建築されたものであること。