Visual Studio Code転送設定
テキストでは、Chapter12でデータをサイトにアップロードするためにFTPクライアントを利用する方法が紹介されています。また講習会ではFC2の「ファイルマネージャー」を使う方法を学習しました。ここではVS Codeからファイルをサーバーアップする方法を紹介します。
拡張機能「SFTP」のインストール
- サイドバーの「拡張機能」アイコンをクリックします。
- 「拡張機能」の検索欄に「sftp」と入力します。
- 候補の一番上の「SFTP」拡張機能選択してインストールします。
- インストールが終了したら拡張機能タブを閉じ、アクティビティバーで「エクスプローラー」アイコンをクリックし、サイドバーをエクスプローラーに戻しておきます。
転送設定
- メニューバーの表示をクリックして「コマンドパレット」を選択します(ショートカットキーCtrl + Shift + P)。
- カーソルが点滅しているボックスに「SFTP: Config」と入力します。
- 現れたプルダウンメニューから「SFTP: Config」を選択します。
- sftp.jsonファイルが開くので初期設定に"password"を追記し必要情報を入力します。
初期値 記入例 備考 注 {
"name": "My Server",
"host": "localhost",
"protocol": "sftp",
"port": 22,
"username": "username",
"password":””
"remotePath": "/",
"uploadOnSave": true
}{
"name": "My Server",
"host": " ●●●●.fc2.com ",
"protocol": "ftp",
"port": 21,
"username": " ●●●●",
"password": "*****",
"remotePath": "/",
"uploadOnSave": false
}転送設定名
サーバーのホスト名
接続形式
ポート番号
ユーザーID
FTPパスワード
初期フォルダー
転送のタイミング
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
注
①:各設定に対して任意の名前を付けることができます。
②:FC2サーバーの場合ドメイン名です。br> ③:ftpに変更します。
④:21に変更します。
⑤:FC2サーバーの場合登録した「アカウント名」です。
⑥:FC2へのログインパスワードではありません。「FTP 設定」から求められる「現在のFTPパスワード」です。FC2へのログインパスワードではありません。
⑦:FC2サーバーの場合設定されていないので初期値のままにします。
⑧:初期値「true」ではVSCode上でファイルを保存した際に自動的にローカルからサーバーへ転送されます。十分検証されていない不完全なコードがアップされるので、「false」に変更することが推奨されます。
この他にも複雑な設定も可能なので必要に応じて設定します。
転送
転送するファイルを右クリックし、プルダウンメニューから「Upload」を選択します。