跳馬の演技は佐藤巧選手です。当初の予定では山室光史選手が演技をする予定でしたが、怪我のため急遽出演することになりました。しかしその実力は日本でもトップクラスの選手なのです。
ゆかを得意とし、スピードのあるタンブリング、ジャンプを見て下さいと塩山コーチから説明がありました。演技は切れ味鋭いタンブリングがビシビシと音が聞こえるぐらいしっかり決まっていきます。つま先まできれいに伸びた線の美しいジャンプを見せてくれ、演技が終わると会場から大きな拍手がわき起こりました。
次は新体操男子個人、鈴木駿平選手のリングの演技です。出演予定だった篠原良太選手がインフルエンザにかかってしまったため演技会直前に出演が決まりました。準備が十分出来なかったのではないかと思いますが、リングを得意としていると山田先生から説明がありました。演技は柔らかな動きの中でリングがくるくると腕で回ったり、投げ上げたリングがピタッと手に収まります。宙返りをしていてもリングがまわっている様子に観客の皆さんはホーと感心していました。演技後には息を切らしながら、今よりもっといい演技が出来るように頑張りますと答えてくれました。