牛久保地蔵
      日本橋~下高井戸宿
  H28.3.24(木)  16km
注:地図は大体の行程です。特に山道は表示ができないところもあります。距離は行程通りの場合を表示しています。



 五街道最後の日本橋発となる甲州街道の旅立ちです。あいにくの雨で桜もわずかに花開くのですが寒々とした中での出発でした。





 甲州街道は東京駅を横切っていました。東京駅は東京の玄関口として6年の歳月をかけて1914年に開業しました。第1次世界大戦が始まった大正3年です。外壁を仕上げる赤煉瓦(あかれんが)は90万個を超えたそうです。日本の象徴としての駅だったのですね。



 駅内を通って反対側へ向かいます。2012年丸屋根が復元されて大正時代当時の様子が見られるようになりました。みなさん上を見上げています。



 皇居の周りをぐるりと回ると日比谷公園があり一休みしました。公園内にはルーパロマーナ(ローマの雌狼)の像がありました。ローマ建国の大業をなしとげた兄弟が狼の乳を飲んで育ち大人になって仇討ちを果たしてローマを統一したという伝説の話です。



          
  

 国会議事堂も見えてきました。



 皇居の周りは観光で訪れた人やランニングをしている人で賑わっていました。天気があまりよくないのですがやはり名所なのですね。



 皇居横の千鳥ヶ淵(ちどりがふち)公園は桜の名所ですが残念ながら少し早すぎました。



 道は皇居を離れ四谷に向かいます。江戸時代の大木戸跡がありました。ここで江戸に不審な者を入れない番人が構えていたのですね。



 牛窪には地蔵尊がありました。ここにも刑場があり牛裂きの刑が行われていたそうです。牛窪とはそこからついた名前なのでした。怖い名前ですね。
   

 この日は下高井戸宿で終了しました。



長い距離ではなかったのですが寒さがあり、少し疲れました。天候により旅人の気持ちも変わったことでしょう。



        


          
                         

 

                               

 

     
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