バスを待つ列は長く、汗びっしょりでした。入った間歩(まぶ)は狭く、入ってすぐは涼しかったのですが狭いのと人が続いているためゆっくり見学することもできませんでした。

 

 間歩はあっという間に終わってしまい、これが世界遺産?と思わず疑ってしまいました。でも今回の世界遺産決定はこの間歩だけでなく、周辺の自然や古い町並み、社寺や歴史などすべてを含めて決定したとのことでした。

 以前、富士山が世界遺産に登録をしようとしたらゴミが多くて決定しなかったという話がありました。
 そういえば石見銀山の町にはひとつもゴミが落ちていませんでした。途中ですれ違ったお年寄りがゴミ袋を持って、道のすみずみまでゴミを拾って歩いていたからでしょう。こんな努力がここを世界遺産にしたんだなと感心しました。





     




                        
  H19(2007).8

世界遺産
 
石見銀山を歩いて

 夏休みは楽しく過ごせましたか?
今年の夏は猛暑の連続で日中は外に出て遊ぶ人も少なかったですね。

  

 私も体育館で練習している時はみんなの水分補給にずいぶん気を遣いながら過ごしました。3年生としての夏休みは部活動最後の試合を終了して引退となった人も多かったでしょう。3年間ご苦労様でした。3年間の結果は満足できましたか?きっといい思い出が残ったことと思います。



 私はこの夏に山陰方面に旅行に行きました。鳥取砂丘は有名ですが灼熱地獄でした。自分で行こうと決めたのに、この暑さの中でグチを言ってしまいました。
 途中、石見銀山(いわみぎんざん)に寄りました。石見銀山はこの旅行を決めた後に世界遺産になったとニュースで大々的に報道されびっくりしたものです。
 行ってみるとやはり大変混雑していました。その原因の一つに間歩(まぶ 鉱山の穴のこと)に至る道が狭く、小型のバスがUターンするのがやっとというスペースしか無いような所だからです。