
早朝に散歩をしました。まだ暗く人通りも少なかったです。天気も悪く雲が低かったのですが、その低い雲にホテルのライトアップがオーロラのように美しく映えていました。

ケベックを出て途中モントリオールの街でノートルダム大聖堂に入りました。礼拝堂の青白い光が照らす祭壇は厳(おごそ)かで美しかったです。たくさんの人が座り祈っていました。私も座らせていただきその雰囲気を体験させていただきました。

その後、モントリオールでバスを降り、大陸横断鉄道(VIA鉄道)コリドー号にてトロントへ向かいました。大陸横断鉄道は太平洋沿岸のバンクーバーから大西洋岸トロントを結ぶ4460kmを走るラインが有名ですが、トロントからケベックを結ぶラインもあります。座席は新幹線のグリーン車並みでした。

この列車でナイアガラ・フォールズに夜到着しました。翌朝散歩に出てみるとナヤアガラ・カナダ滝がすぐ近くで、歩き始めてすぐ滝の音が聞こえてきました。朝陽に輝く滝は素敵でした。

この日は霧の乙女号に乗って滝のすぐ近くまで行ってみました。

ものすごいしぶきが暴風雨のように降り注ぎます。カッパを着ていてもすぐに濡れてしまうので私はズボンをまくり上げ、サンダル履き、カメラはビニール袋に入れて臨みました。でも大変でした。(^^;)

夜、外で食事をしてホテルに帰る途中レインボーブリッジ近くの通りでバスから降りました。とても賑やかな通りにある店をのぞきながら歩いたのですが、すれ違う人の顔が本当に楽しそうでワクワクした気持ちになります。

この旅は紅葉も素敵でしたし、思ったよりたくさんの動物にも会え楽しめました。その場所に行ってみて初めて気づくこともたくさんあります。次の旅を思いながら帰国の途につきました。
H29(2017).10 NO.6
シュガーシャックとは「砂糖小屋」のことを言います。おなじみのメープルシロップはシュガーメープル(サトウカエデ-砂糖楓-)の木から樹液を採って煮詰めて完成します。その樹液を煮詰める作業をするのがシュガーシャックです。

この日はやっと晴れました。青空が見えるようになったことでサトウカエデの色づいた葉が本当に赤くきれいでした。

集められた樹液は煮詰めていきますが、40Lの樹液から1Lのシロップしかできないそうです。この樹液(メープルウォーター)は春の始まりの数週間だけ採取できるそうです。短期間での作業は大変そうですね。おかげでパンやヨーグルト、紅茶に入れたりと美味しく楽しめます。
ここの小屋では暖めたシロップを氷の上に流して固め板棒に巻いて水飴のようにして食べさせてくれました。とても美味しかったです。(^_^)

ケベック州に入りました。カナダは英語圏とフランス語圏があり、この州はフランス語圏になります。公共のサービスはヨーロッパの北欧に近くケベック住民は手厚いサービスを受けています。またカナダ首相はケベック州出身者が多く英語、フランス語が話せることが有利になっているとも言います。

この時期はハロウィンの季節で街中にはカボチャなどの飾り付けが至る所にあり、とても華やかで楽しかったです。

