ゴーストタウン 

 キャリコは1881年に銀の採掘の町として誕生しました。人口は多いときで3500人ほどが住み栄えました。ところが銀の相場が下落し銀山は廃坑に、そして1907年にゴーストタウンとなりました。現在はサンバーナディーノ郡立のテーマパークとなっています。





 パーク内には昔の姿の教会や消防車、ビンの家、保安官事務所などがあります。





 パークらしく土産物店やレストランもありますが、レストランの床にはピーナッツの殻がたくさん落ちていました。



 アメリカ開拓時代に触れることのできたグランドサークルの旅でしたが、同時にネイティブ・アメリカン達の苦難の歴史を知ることにもなりました。
 今回ナバホ族の土地は観光地として収入を得ることのできる居留地でしたが、その他286カ所にもなる居留地は耕作不能の荒れた土地が多いとのことです。



 現在も続く西部開拓時代のなごりはいつ解消されるのでしょうか。

           

              
                        
   H27(2015).7  NO.7


  ラスベガス 

 ツアーも後半となり国立公園から離れていきます。バスはラスベガスの街に向かいました。



 ラスベガスはモルモン教徒によって開かれ、ゴールドラッシュの中継地点として発展しました。1931年賭博が合法化されマフィアがカジノとしてホテルを建てるようになりましたが、その後取り締まりが厳しくなると不動産会社やホテルチェーンが経営を担うようになりました。現在ではカジノやショーなどエンターテイメントの街として知られています。





 せっかくなので夜にスロットマシンをやってみました。1時間ぐらいで倍になって帰ってきました(^_^)





 早朝に散歩に出てみました。朝の風が生ぬるく、よどんでいるようで気持ちがすっきりしませんでした。明るくなっているのにネオンはついたままです。道には酒に酔って寝ている男性がいたり、夜には気がつかなかった汚れた街の姿がそこにはありました。



 ラスベガスの町に入ったときの興奮と町を離れたときに感じた安心感は、一体何だったんだろう?