2006(H18).8 NO.5

帰国の前にスイスのジュネーブに入りました。ジュネーブはレマン湖の南端にあります。国連欧州本部や赤十字本部があり外交や金融など盛んに行われる国際都市です。街はきれいで整然としていました。午前中に自由時間があったので散策に出ました。レマン湖のほとりは良い散歩道でした。

通りを歩くと歴史が感じられる建築物が多く威厳があるなあと感心してしまいます。

街中のカフェで昼食を頼んだのですがなかなか言葉が通じず困っていると、お店にいた女性客が間に入ってくれ注文ができました。うまく通じたときに三者とも笑顔になりとても嬉しかったです。これも国際交流ですね。

最後に教会に入り鐘のある尖塔の部屋まで登りました。内部は木造の骨組みに石の壁がしっかりと組み合わせてあり、がっしりした作りでした。窓からはジュネーブの町並みが素敵でした。


大きな自然と歴史ある町並み、それに国際的な都市と多彩な国柄を感じさせてくれたスイスでした。


朝ツェルマットを立ちモンブランのふもとの街シャモニに向かいました。スイスから一旦離れて国境を越えフランスに入るのです。シャモニは素朴な感じのスイスとは違って都会的でおしゃれな感じがします。そして観光客の多さにびっくり。モンブランの展望台へ登るロープウェイは大混雑でした。添乗員さんが頑張ってくれて予約団体として早めに乗車することができました。感謝!ロープウェイはぐんぐん高度を上げて行きます。

モンブランはフランスとイタリアの国境に位置するヨーロッパアルプスの最高峰で標高は4810mです。モン(mont 山)・ブラン(blanc 白)は白い山を意味します。この日は快晴で白さが際立っていました。

エギーユ・ディ・ミディ展望台に着きました。駅舎から出ると快晴の中、目の前に素晴らしい姿のモンブランが現れました。眼下の街もミニチュアの様にくっきり見えます。展望台の外の雪原に人の姿も見えました。モンブランを目指す登山者でしょうか。気温は0度を指しています。すごいなあという気持ちと自分も行ってみたいとあこがれる気持ちがありました。

周囲の山々も美しくどれほど見ても飽きない光景でした。しかし混雑のため展望台にいる時間が限られています。時間が来てしまい残念ながら下におりました。降りてから少し自由時間があったのでシャモニのカフェで珈琲を注文しました。ものすごく濃いエスプレッソで甘いものと交互に飲まないと飲みほすことができませんでした。

