演技が全て終了し、皆さんにお集まりいただき、相模原市体操協会の三畑副会長から御礼の挨拶をさせていただきました。選手、監督の皆さん、来賓の皆さん、そして今日お集まりいただいた皆さん、役員の皆さんに感謝の言葉を述べさせていただきました。
いよいよ最終演技者となりました。船橋市立船橋高等学校の湯浅賢哉選手です.。
この鉄棒はユースオリンピックで優勝した実績のある種目です。伊澤先生の紹介です。湯浅選手はきれいな体操をします。この鉄棒でもつま先までピンと伸びた美しい体操を行いユースオリンピックでもそれが評価されました。彼の美しい体操をご覧下さい。
jpksga
新体操最後の演技者となりました。三上真穂さんによるフープの演技です。多くの人に感動を与える演技をすることが目標と語ってくれました。小野田先生の紹介です。難しい技がたくさん入っています。特にジャンプと投げ技を見ていただきたいです。とても調整のうまい選手ですが油断は禁物です。
演技はいきなり足でフープを操ります。そのスピードの速いこと。投げ上げたフープはジャンプをしながらキャッチ、そしてまたジャンプと見せ場が続きます。ターンもきれいに回転します、続いて投げ上げたフープにすっぽりと身体が入る、そしてまた片足を高く上げたターンと息つぐ暇もなく技がミス無く続きます。操られるフープは生き物のように身体の周りを巡り、高く上げた足にはフープが回転しています。そのフープは足によって高く投げ上げられ、前方のブリッジを終えた身体にすぽっと入りました。大きな拍手がわき上がりました。演技はまだ続きます。フェッテピボットターンが始まると会場からまた拍手が上がります。そして終盤投げ上げられたフープを2回ターンをして身体を寝かせて足でキャッチ!どうしてそこにフープが来ることが分かるんだろうと不思議なくらいです。さあ最後の投げ上げです。前方に3回も回転したところに降りてきたフープを足でキャッチしました。会場はため息と共に大きな拍手をしました。
三上選手のお話です。本日はこのような素晴らしい演技会で演技をさせて頂いてありがとうございました。来年度は大学生のオリンピックと言われるユニバーシアード大会があるので、まずはその出場権を獲得できるように頑張ります。そして日本新体操界をリードしていけるように頑張ります。との力強い発言に会場から大きな拍手がありました。頑張って下さい!
選手の皆さん。本当にありがとうございました。相模原市体操協会は皆さんの夢を応援します。
ガンバび声に応えてお願いしますと演技に入ります。大きな振り出しからコスミックの演技です。すぐにシタルダーひねり、それぞれの倒立姿勢が本当にきれいです。何回ものひねりが流れるように進むとさあいよいよ着地です。車輪のスピードが上がりました。伸身の新月面宙返りが美しい放物線を描いていきます。着地!と思った瞬間、後に転びそうになってしまいました。何歩も歩いてこらえます。転ぶか!あーと声が湧き上がったところでこらえました。その頑張りに会場からは思わず良かったの安堵感と拍手が起こりました。本人も伊澤先生も苦笑いです。
最後のお話で金メダリストらしからぬ演技で申し訳ありませんでした。と反省しきりです。ユースオリンピックでは鉄棒とゆかで金銀メダルを獲得できましたが、他の種目ではくやしい思いをしました。だから2020年の東京オリンピックではみなさんが感動できるような素晴らしい演技を目指していきたいとしっかり約束してくれました。本当にありがとうございました。
選手の退場です。選手の皆さんは会場で見学した子供達の作った花道を通り、時々ハイタッチなどしていただきながら退場します。とてもかっこよかったです。