はり(鍼)治療
鍼および感染予防対策
当院では鍼(はり)治療を受けられる方に対しまして、エイズ・肝炎およびその他の感染症を完全に予防するため、ディスポーザブル鍼(使い捨て鍼)の使用しております。
施術時には、刺激部位の消毒をおこないます。エタノールを使用いたしますが、もし過敏症や使用を好まれない場合には無理をされずにお伝えください。
エタノールの代用として、より低刺激性の殺菌剤(マスキン水)を使用致します。
施術を受けるにあたって
はり(鍼)治療の適応について
眼精疲労、偏頭痛、首の痛み、寝ちがい、肩こり、五十肩、背中の痛み、慢性腰痛、ギックリ腰、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み、手足の痛み・しびれ、ストレス性円形脱毛症、疲労感、倦怠感、不眠、うつ病、めまい、メニエール症候群、耳鳴り、顔面麻痺、神経痛
※突発性難聴や顔面麻痺等については、必ず医師の治療と併用して受けることを推奨しております。
施術部位について
鍼灸治療をする際には、体に触れながら治療に必要な情報(コリ具合)を確認致します。治療される部位について、触れられて不快に感じる場合には我慢なさらずに治療担当者にお伝えください。
鍼による内出血/感染症について
当院で使用している鍼は00番からのディスポーザル鍼(太さ0.12mm~使い捨て鍼)となります。できる限り細い鍼を使用しておりますが、鍼治療によりときに出血および内出血などが起こります。薬剤または病気により出血傾向が著しい方は注意が必要ですのでスタッフにお申し出ください。内出血(皮下出血)が起きた場合は1~2週間程度で体内に吸収され治りますので身体への悪影響はございません。
また、免疫抑制効果のある薬剤治療(例:ステロイド)を使用されている方も感染症リスクが高まるため、事前にスタッフにお申し出くださいますようお願いいたします。
鍼刺激(響き)について
鍼を刺された身体の中の方がズーンと重く感じたり、ジワッと広がるような感覚が得られます。これらの刺激は身体の辛い場所に鍼が当たっている時に感じる反応です。
刺激の感じ方の好みは個人差があります。経過を見ながらその人にあった治療内容に変更していきます。刺激についてご不明な点がありましたら遠慮なくご相談ください。
鍼刺激による好転反応について
治療後にだるさ、眠気、倦怠感が生じることがございますが、血流が改善され溜まっていた疲労物質が全身に流れた結果で生じるものと考えられています。治療後はできる限り安静にして休息や早めの睡眠をとるようにしてください。稀に治療後にめまいや痛みが残ったりするなどの症状が出現することがあります。これらの症状の多くは一時的なもので、加えた刺激に過剰に反応したために起こるものと考えられています。
ご妊娠中の方の施術について
ご妊娠されている方は、治療前に必ずお伝えください。安定期を過ぎてからの方は施術可能です。ただし、施術内容は身体になるべく負担をかけないよう、治療内容は低刺激な簡単なものしか行えないため、その点ご了承いただくようにお願いいたします。