今必要な家具をむかしながらの指物で作る
四段重ね仏壇




作品名:四段重ね仏壇(幅820奥行910高580mm)
素材:北海道産栓 仕上げ:オイルフィニッシュ <35万円>

仏像を安置したいというお客さまがご自身でデザインされた仏壇です。
上の2段は空洞の箱。三段目が抽斗4杯つき。最下段は框組みになっている置き台です。
箱はすべて「包み蟻」という、組み手が前から見えない技法で仕上げられています。 引出しは取っ手をつけず、 前板の下にひっかかりを掘り込んでいます。幅広の板は4枚から5枚の接ぎ合わせです。 木工の基本的な技術があらゆる部分に盛り込まれ、ひとつひとつの仕口がひじょうにていねいに緻密な仕上げとなっています。
お客様からもとても気に入っていただけ、上の写真のように設置例まで送っていただきました。

※木工駆け込み塾第三期生 小堀和佳 作。