APERS

VINDICTIVES MANY MOODS OF THE VINDICTIVES  (LOOKOUT) LP

 ラモ−ンズカバーシリーズでお馴染みのVINDICTIVES。 これはレアな初期のシングルを網羅したシングル集です。28曲入り。
VINDICTIVESはカエルを踏み潰したような声で癖が強いと言われているのですが、全く同感です。オレは始め声を聞いてSloppy Secondsと混同してしまいました。
 そんなVINDICTIVESのシングル集! 一言で言うとアホステキでエエです。 路線はSCREECHING WEASELとかQUEERSのようなアメリカのRAMONE PUNK先駆者と時を同じくしていただけあって似通ったところもあると思います。 しかし、その手のバンドよりもコーラスに富んでいて、掛け合いや合唱曲が多く感じます。 また、POP PUNK市場で一番安っぽいギターの短音ソロに心を奪われた方々がたくさんいると信じて止みません。 
 じっくり、じっくり聴くと、とてもオリジナリティに富んでいると思います。 ただ、初期の音なので聴いていてショボいって言われたらナンも言えませんが、これがアジだと思います。   ボクは「ASSEMBLY LINE」って曲がI Monelliがパクった(笑)or影響を受けてるなと思えてニンマリマリマリ。
 素朴ながらクオリティの高い28曲、聴けば聴くほど味が出るバンドではないでしょうか。(03/Nov)

VINDICTIVES 『 ROCK IN MY HEAD 』 7" (LOOKOUT)
94年の4曲入りシングル。この頃になると初期シングルの音よりも良い印象を受けます。 しかし、路線は相変わらずのVINDIC節です。 何と言っても1っ曲目、「ROCK IN MY HEAD」のサビ、A面に尽きます。
 と言う訳でオレは次のシングルや初期シングル集の方がスキかな。よって珍しく控えめな文章になるのです。 (03/Nov
VINDICTIVES 『 LEFT FOR DEAD / ALARM CLOCKS 』 7” (LOOK OUT)

 95年の2曲入りシングル。 このALARM CLOCKSのイントロでの淋しい壊れた時計のようなギターの短音ソロに涙です。そして、サビで即死です。あ〜相変わらずの合唱スタイル健在。結構聴いたな〜。どうして俺の耳は腐ってしまったのだろうか!と最近、気付きました。
 100円コーナーで時々『コンニチハ!』なので気分が向いたら手の中に… (03/Nov)

RECORD STUDY