APERS

SCREECHING WEASEL (V.M.L.RECORDS) CD
 1stアルバム(オリジナル盤は87年リリース)。これはVINDICTIVESのレーベルから再発されたもの。 裏ジャケだけ見る曲も沢山入っていて、まあ嬉しいわ! と思うのですが、当時のサウンドはハードコアのようなサウンドで疾走感が楽しめるものの、POPさを求めるにはイマイチ。 ちなみに音質は後期と雲泥の差があります。 
BOOGADABOOGADABOOGADA (LOOKOUT) CD
 2ndアルバム。オリジナル盤は89年リリースだけどボクのは再発CD。LPの裏ジャケは全員でチ○ポ出しているので必見です(オレは中古で見るたびにレコードの裏ジャケをみます。)ちなみにCDは26曲です。
 今作は若干前作のハードコアの感覚を残しつつも独自のPOPセンスが交じり合っています。 また、「Supermarket Fantasy」、「HEY SUBURBIA」なんて名曲もチラホラでジャケットを見ているだけでも嬉しい一枚であります。
 しかし、何と言ってもギターの短音ソロがエエですな〜。特にスーパーマーケット ファンタジーのギターソロはオムツしていないと聴けないでございます。 キャッチーさを重視する人にオススメだよ!と強く言えませんが、聴けば聴くほど味が出ます。
MY BRAIN HURTS (LOOKOUT) LP
 前作を更に進化させた涙の3rdアルバム(91年)。これを大名盤に挙げる人多いと思います。ちなみにボクもWEASEL先生のアルバムで一番好きです。 
 前作の延長線上にある疾走感のあるビートを維持しつつ、3コードにも磨きがかかり、メロディがかなり聴きやすいです。 て言うかラモ-ンズ×80's USハードコアの影響を糧にメロディアス且つオリジナリティを詰め込んだ一枚ではないでしょうか。
 また、ギターの短音ソロにも磨きがかかり、「Cindy's〜」のギターソロは言う事無いくらいステキです。 ボクは「今夜はお前といたい」って曲が一番好きです。 と、余計なものも一切なく全曲が涙×3であります。
 音質は後期のSonic Iguanaのサウンドと比べると若干ショボいもののそれが更に独自の湿り気を帯びた涙を誘うのであります。
 全体的に疾走感に溢れていたり、メロディをしっくり聴かせてくれるのも嬉しいところです。ラモ-ンズ同様に今後世の中に夢を与えてくれるのであります。
ジャケットの文字の色が水色のLPが気になります。誰か教えてください。 激オススメ。
WIGGLE (LOOKOUT) CD
 92年にリリースの4thアルバム。こちらも前作同様に名盤でございます。 このアルバムあたりからSONIC IGUANAスタジオでの録音、そしてプロデューサー兼エンジニアにMASS GIORGINIです。うお〜、一気に音質が分厚くなりましたな〜。
 まあ、疾走感と言った面では前作ですが、今作は8ビートの曲が多いです。そう言った意味でも前作よりは、ラモ-ン度が高いと思っていますが結局はWEASEL先生のオリジナリティパワーに「DEAD」。 丁度この年にRAMONESカバーアルバムを出しています。 また、「JOANIE lOVES JOHNNY」,「HI-SCHOOL PSYCHOPATH」なんて曲も音も良いので燃えますよ。ボクの中では確実に3rd〜4thあたりの感覚が好きです。オススメよ。
ANTHEM FOR A NEW TOMORROW (LOOKOUT) CD
 93年リリースの5thアルバム。BENがプロデュース、MASSがエンジニ-アとこれまたビックリなのですが、音質は前作の方が若干好きです。 
 また、内容も前作の方が聴きやすいと言った印象を受けました。しかし、ボクは一曲目の「I'm gonna strungle you」で満足であります。「トゥナ〜ァ〜ァ〜ァイ!」。 まあ聴きやすい印象はうけるんだけど、3rdと4thアルバムほど耳に残っていません…
HOW TO MAKES ENEMIES AND IRITATE PEOPLE (LOOKOUT) CD
 94年の6枚目。 ボクはこれを聴いた時、最初から全くイイと思いませんでした。 ん〜何故か4thの頃に勝てないと感じてしまう自分の耳が悲しいです。
 今作も3rdの頃の疾走感は全く影を潜めてしまってはいるのですが、8ビートの曲で聴かせようとしているのが伝わってきます。確かにラモ-ンではあるんだけど聴いていて4thの頃にあったオリジナリティに欠ける部分〜ダイナミックな演奏と言った面でも退屈な印象を受けました。
 オレは好きでないです。と言うのも3〜4枚目と比較しているからとは言うまでも無いですけどね…
KILL THE MUSICIANS (LOOKOUT) CD
 95年までの初期の編集盤、31曲。このジャケット好きですし、曲数が多いのも嬉しいのです。その上、レアな音源の曲も聴けるのが嬉しい。 初期の荒削りでありながらもRAMONESの3コードにハードコアの疾走感をドッキングさせたサウンド〜独自のWEASEL RAMONEでラモ-ンパンクで終わらないオリジナリティを楽しめると思います。 聴くたびに若返ります。 また、「RADIO BLAST」。これ「レレレレ〜レレレ〜RADIOBLAST」って歌っているだけと思ってしまいそうなのですが、めちゃスゲ-! 8ビートでダルさを全く感じさせないノリどころか最後に転調してハートが「ウオリャ〜」なんだもん(笑)かなり聴きまくりました。ボクは好きな一枚です。 
BARK LIKE A DOG (FAT) CD
 96年にFATから出た7枚目のアルバム。 パーカーでもお馴染みのアルバムですね。 
 6枚目の「HOW TO〜」よりノリがあるし音分厚いし聴きやすいと思います。  また、「COOL KIDS」なんてキーボードの曲も新鮮でボクの青臭い心もHAPPYです。 
MAJOR LABEL DEBUT (LOOKOUT) LP
 98年のミニアルバム。 ボクが初めて自分で買ったアナログレコード(with snuff)でもあります。 MASSも加わったみたいで「スピードアップ〜パワーアップ」とBaseのカタログに書いてあったのを思い出します。 
 このサウンドは正にMASS GIORGINIパワーでありSONIC IGUANAサウンドのようなパワフルさに満ちていると思います。 まあ、従来より速いせいかメロディックな曲とかに感じるかも知れませんが、曲の構成がシンプルなのでボクは好きです。初めて買っただけあって今でも「DIY」と「CD」が特にウヒョ〜とくるのです。
TELEVISION CITY DREAM (FAT) CD
 98年の8枚目。これも音質は↑のミニアルバム同様の路線です。ただ、「FAT行ってからのWEASELはカッコわり〜」って周りが言っていたのですが、音質で楽しむ感覚を備えていれば「ウオリャ〜」ってなると思います。
 メロディアスでスピード感もりもりなのでラモ−ンとは言えませんが、シンプルなのでイイです。ある意味THRASH POP PUNKに感じます。うふふ〜。
 ボクは塊で魂に響くような音質〜音圧を感じてぶっ飛ぶのが好きなので結構イケます。それにしてもさすがMASSだ! とエンジニア志向の友人のためにも言っておきます。
THANK YOU VERY LITTLE (LOOKOUT) 2CD
 LOOKOUT時代のシングルなんかが詰まった編集盤。2ディスクはライブテイク。 名シングルの曲入っているので嬉しいです。
 これ一枚でWEASEL先生を知る事はできないのですが、ライブテイクには3〜4枚目の名曲も入っているのでオススメでもあります。 しかし、やっぱりライブはスタジオテイクを聴いてからの方がオススメできます。

RECORD STUDY