APERS

RETARDED  『 Foget about the things I said when I was drunk 』  CD  (WYNONA)
 ここ近年はヨーロッパのポップパンクが熱いゼ!ってよく耳にするけど、その中でも、イタリアはもはや今ではPOPパンク界のリーディング・カントリーの一つですね。
 そんなこいつは先日紹介したHOME ALONEにいたPACOとPAOLOが在籍しているバンドRETARDEDです。
 ただ、ジャケットのPACOとPAOLOの風貌を見る限りHOME ALONEにいたときに持ち合わせていた「ポップパンクLIKEなダサカッコ良さ」が薄れて、より少し垢抜けた感じがします。  こいつらはアルバムも2枚出しているのですが、今作はシングル集になるわけです。
 一応収録されているシングル曲はSTINKING POLECATSとのスプリット7インチまでのは収録されていると見られます。アウトトラックを含め21曲収録という、ラモーンパンク好きはドキドキワクワクで嬉しくなってしまいます。
 音の方はHOME ALONEと打って変わって英語で歌っていて、純粋なラモーンパンクをプレイしております。 僕は聴いた当初は金太郎飴っぽいな!?と感じたのですが、何回か聴いているうちに、愛聴盤になってしまいました。 
 曲順がリリース順になっているので聴いていて徐々に音は良くなってきて、1・2・3・4の嵐でめちゃノリノリです。   ALLSTARファンジンのコメントによると「RIVERDALES,SONIC DOLLSよりもイキがいい!」と書いてあったのですが、異論無しです。
 8ビートのモロ純粋ラモーンパンクってノリノリ感を出すのって難しいと思うのですが、このバンドには8ビートで俺が求めているノリと勢いがあって最高に良いです。 ボーカルの声がのどに掛かっていてシャガレ声で歌も熱くてカッコイイです。
 他の2枚のアルバムはD-BEAT愛好家の家で聴いただけですが(笑)、徐々に音が良くなっていた記憶があります。リリースも結構あって困っちゃいます(笑)
RECORD STUDY