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 REHTORIT  『FRANKENSTEIN』  MCD (POKO)
 フィンランドのREHTORIT。 このバンドはNE LUUMAETのギターのHEKO LUUMAKIとドラムのKAIDE LUUMAKIがいるという事で「梅」好きのワタシは気になっちゃうんですけど。
 このバンドのシングルで95年にポコからのリリースのおそらく1STのCDシングルです。ジャケットにはフランケンシュタインで、この暗そうな雰囲気はNE LUUMAETの『MOTELI』のジャケットを思い出しますが、MOTERIのジャケには勝てません。
 NE LUUMAETと違うのはREHTORITは少しロッキン(俺はカナリ)になったことでしょうかね!?曲も長めです。 このシングルは三曲入っているんですけど、1曲目はフランケンなので少し暗くって…もう少しノリが欲しいです。しかし、2曲目のUIMAVALVOJAはノリノリでこの手のタイプの曲が増えると嬉しいのですが…とまあこの曲はタイトビートで突っ走る中ウイマバルボヤ!と言っていてイケてるので好きです。しかし3曲目はミドルテンポの歌もので熱唱しています。
 と、 俺としてはJOEY LUUMAKIのファンとして彼の動向が気になるだけですね。(03/May)
REHTORIT 『 MILLIONAARI 』 CD (POKO)
 Ne Luumaetのロンゲメンバーが在籍するRehtoritの95年のアルバムです。前回のシングルだけではどんなサウンドか把握できなかったのですが、今作はアルバムだけあって15曲の色んなナンバーがあって嬉しいです。
 と言いつつもNe Luumaetのモロな部分を更にハッチャケさせたような感じがしました。梅はJoeyがメインで歌いまくっている感じなのですが、このバンドはメンバー全員が自由気ままにコーラスしてハモっている感じがしますね。それと、オルガンやホーンらしきものも入っているのもオモシロイです
 また、ボクが期待していた痛快3コード直球ナンバーも多数収録されていて嬉しい限りです。また、ミッドテンポを卒なく聞かせてくれる辺りもイイですね。
 ん〜と言う事で、今作はちょいボーカルの声とフィンランド語がキツいものの、それをクリアーすればオモシロイ発見のある良い作品だと思います。ただし、このバンド、曲によってロックテイストが強かったり、癖があったりして自分の嗜好に合わない時があるので注意してます。特に最近のは…(04/Feb)

RECORD STUDY